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甘酒は飲んでも大丈夫!?犬に「乳製品・飲料」を与える際の注意点

まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
健康効果が期待できると話題の「乳製品・飲料」。しかし、ワンちゃんに与える際は十分に注意が必要に!

この記事では、「少量なら与えてもOKな乳製品・飲料」と「与えるならば注意が必要なもの」を解説します。まずは、「少量であれば食べても害がない乳製品・飲料」から見ていきましょう!

①ココナッツウオーター→体を冷やす効果に期待! 夏バテのときなどに〇

ココナッツウォーターは電解質が多く、浸透圧が水より高いので、水よりも体に水分が行き渡りやすいといわれています。

体の熱を冷ます効果も期待されているので、夏バテしているときなどに犬に与えてもよいでしょう。

<1日に与える際の目安>
与えるなら、大さじ1。

②甘酒(アルコールなし)→アルコールなしのものなら、与えてもOK!

甘酒は米麹や酒粕を原料に作られるため、発酵由来の成分が豊富に含まれています。腸内環境の改善効果が期待されており、アルコール、塩分、糖分が加えられていないものなら、犬に与えてもOKでしょう。

<1日に与える際の目安>
与えるなら、大さじ1。
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
続いて、「与えるのなら注意が必要な乳製品・飲料」を見ていきます。

①アーモンドミルク→糖分入りはNG! アレルギーがなければOK

アーモンドミルクはアーモンドから作られるミルクで、牛乳と異なり乳糖やコレステロールが含まれていないのが特徴。ビタミンEやミネラルなどを多く含むので、アレルギーがなければ与えてもよいでしょう。

ただし食物繊維も含むので、与えすぎると下痢をする犬もいるので注意してください!

<1日に与える際の目安>
与えるなら、大さじ1。

②スキムミルク→低脂質だが、乳糖で下痢を起こす可能性も

スキムミルクはいわゆる「脱脂粉乳」のことで、牛乳より脂質が少なく、ヘルシーだといわれています。しかし、牛乳よりは少ないものの乳糖が含まれているので、なかには下痢をする犬も。

<1日に与える際の目安>
与えるなら、倍以上の水で薄めて、大さじ1。

③ヤギミルク→栄養価が高いが、与えすぎると肥満の原因に!

ヤギミルクは中鎖脂肪酸が牛乳より多く含まれ、消化・吸収にすぐれています。また、牛乳よりも含まれる乳糖の量が少ないのも特徴に。

ただし、栄養価が高いために、与えすぎると肥満の原因になるので注意しましょう。

<1日に与える際の目安>
与えるなら、大さじ1。

④大麦若葉→食物繊維などのバランス〇 粉末の状態で与えて

大麦若葉はミネラルやビタミン類が豊富! ケールと同じく、青汁の原料としてよく使われています。

与えるときは、粉末をフードに振りかけるなどするとよいでしょう◎ ただし、ケールの約12倍もの食物繊維が含まれているため、与えすぎには注意!

<1日に与える際の目安>
与えるなら→粉末で0.5~1g。
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
以上、「少量なら与えてもOKな乳製品・飲料」と「与えるならば注意が必要なもの」でした。乳糖が含まれるものなどは、犬に与えると下痢を起こす可能性があるので注意しましょう。

また、いずれも糖分が含まれている場合は与えないでくださいね!



*「与えるなら」で掲載している分量は、あくまで目安です。
ドライフードを主食にしている体重5kgの健康な成犬を想定した分量です。5kg未満の超小型犬は、表示の分量より少なめに与えてください。
「与えるなら」の分量の上限まで与える場合、1日におすそわけする食べ物は1、2種類にとどめましょう。


*注意
どんな食べ物でも、アレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛犬に与えて異常が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医師に診てもらいましょう。
問題のない食べ物でも、初めてだと下痢をしたり発疹を起こしたりすることも。また、与えたことのない食べ物をあえて与える必要はありません。判断に迷ったら、与えない選択をしましょう!



出典/「いぬのきもち」2017年9月号『犬の食べ物図鑑』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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