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ワンちゃんが吠えるのには理由がある!原因と対策をチェック

チャイムやバイク、外から聞こえる音に反応

従順なワンちゃんは番犬気質を持っているため、自分のテリトリーに近づいてきた不審なものに対して警戒し追い払おうとします。そのため、チャイムや窓の外から聞こえてくるバイクのの音などに反応し、吠えることで遠ざけようとします。

バイクの音などはワンちゃんが吠えなくても次第に遠ざかっていくものですが、ワンちゃんからすると、「自分が吠えたことで不審なものを遠ざけたぞ!」と思っています。この「番犬」的役割が習慣化してしまうと、吠える必要のない物音にまで反応してしまいます。

そこで正しい対処法は「敏感な犬に対しては、なるべく刺激を抑えた環境づくりをすること」です。敏感なワンちゃんに対しては、厚手のカーテンを利用するなどの工夫をして、あらかじめ刺激的な音が耳に入らないよう静かな環境づくりをしてあげましょう。

ほかの犬に吠える

お散歩中などに他のワンちゃんに吠えてしまうのは、主に社会性の不足による怯えです。人間と同じようにワンちゃんにも性格があるので、犬見知りの子は他の犬が余計に怖いと感じてしまうでしょう。

そんなワンちゃんとのお散歩中では、他の犬とすれ違う時に真正面から近付かないようにしましょう。すれ違う時は大きく弧を描くようにゆったりと歩き、何事もなかったようにそのまま歩いて立ち去ればOK。

何より大事なのは、吠えることを気にして飼い主さんがドキドキしてしまうこと。飼い主さんの動揺は愛犬に伝わります。飼い主さんがどっしりと構えることで、愛犬も安心してお散歩できるのです。

どうして?飼い主に吠える

ワンちゃんが飼い主さんに吠えるのには、いくつか理由があります。例えば、警戒心からの威嚇やストレス、何かを要求するとき、また、飼い主さんの帰宅に興奮して吠えることもあります。

ストレスなどの場合、原因の解消はもちろんですが、吠えること自体に反応してワンちゃんを怒ってしまうのは逆効果。お座り、待てをさせて、上手に出来たらおやつをあげて落ち着かせましょう。

また、飼い主さんに吠えるのは、ワンちゃんが飼い主さんを自分より下に見ている可能性もあります。飼い主さんはいつも毅然とした態度で、ワンちゃんの頼れるリーダーである必要があります。忙しくて遊んであげられない時間帯に吠えてくる場合があっても、毅然とした態度で、すべての要求をのむことのないようにしましょう。

夜、寝るときに吠える

飼い主さんが寝る時間になって、ワンちゃんの目の前からいなくなる時に吠えるのは、単純に飼い主さんと離れるのが寂しいからです。お留守番の時は吠えないのにこのときに吠えるのは、飼い主さんが家の中にいると分かっているから。飼い主さんを呼び戻そうと、必死で吠えているのです。

ワンちゃんが吠えることで、戻ってきてしまうのは逆効果。ワンちゃんは、「吠えればまた戻ってきてくれる!」と勘違いをして、これが習慣化してしまいます。そもそも、寝る時間になってもワンちゃんが寂しがるのは、飼い主さんとの日中の触れ合いが少ないからかもしれません。日中、お散歩や遊びでたくさん触れ合えば、夜は疲れて眠るでしょう。

また、広くてがらんとしと部屋も寂しさを募らせます。寝るときはケージに布をかけることで視界を遮り、不安や余計な期待を感じさせなくすると良いでしょう。

ワンちゃんが吠えるのにはワンちゃんなりの理由があります。ワンちゃんは言葉で訴えることができないので、飼い主さん側から気持ちを理解するように努力して、お互いがいつも仲良く快適に暮らしたいですね。
出典/「いぬのきもち」2016年4月号「吠え・噛みの理由」
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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