犬と暮らす
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この肉類、犬に与えてOK?NG?犬が食べてもいい・食べてはいけない肉類
生の肉
食中毒や消化不良などの問題があるので与えない
生肉にはサルモネラ菌や大腸菌といった、食中毒を起こす原因となる菌が付着しています。よほど食べ慣れているか安全な肉でない限りは、加熱調理をして与えましょう。
ハム・ソーセージ・ベーコン
塩分が多くカロリーも高いのでNG
肉の加工食品は塩分が高く、さまざまな調味料が使用されています。また、脂肪も多く含まれるため、少量でも多くのカロリーとなります。
焼いた肉
味つけなしの赤身なら可
塩、こしょうなどの下味をつけておらず、タレもからめていない肉であれば、少量与えるのは問題ありません。脂身を好みますが、できるだけ赤身部分を選んで。
1日に与えていい量
5g
与えるなら
よく焼いて火を通し、脂を落としたものを
脂肪の多い部位は極力与えないで
肉は、種類と部位によってたんぱく質や脂肪の含有量が異なります。牛、豚、鶏肉以外にも、赤身やレバーなら、基本的によく焼いて味つけなしで与えるのは問題ありません。
脂肪を多く含む部位は、エネルギー過剰や急性膵炎のリスクもあるので、与えないほうがいいでしょう。
○
少量なら与えても害はない少量で、かつたまに与える程度ならば大丈夫です。
△
与えるならば注意が必要。与えすぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守って。
×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。犬が食べると中毒を起こしたり、健康を害することがあります。
量の目安
「与えるなら」で掲載している分量はあくまで目安です(写真はほぼ実物大)。ドライフードを主食にしている体重5kgの健康な成犬を想定した分量です。5kg未満の超小型犬は表示の分量より少なめに与えてください。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。「与えるなら」の分量の上限まで与える場合、1日におすそわけする食べ物は1、2種類にとどめましょう。
その他
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※○△×の判定や量の目安は、ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)などの最新の中毒報告等を加味して制作しているため、「いぬのきもち」本誌掲載の類似企画と異なる場合があります。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛犬に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※問題のない食べ物でも、初めてだと下痢をしたり発心をおこしたりすることも。様子を見ながら少しずつ与えましょう。
出典:いぬのきもち別冊「犬に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
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