犬と暮らす
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この和食、犬に与えてOK? NG?犬が食べてもいい・食べてはいけない和食
すし
消化不良につながるネタ部分は与えないで
ネタとしてのっている生魚は、種類も多く、また食べ慣れない食材も多くあります。わさびのついていない酢飯だけなら、少量与えても問題ありません。
1日に与えていい量 小さじ1
与えるなら
酢飯を小さじ1程度。わさびのついていない酢飯を与えて
のり巻き
与えてはいけない食材が混ざっているかも
具材が多様で、砂糖、塩などの調味料が多いので基本的には与えないで。わさびがついていないことを確かめた、酢飯やのりの部分を少量であればOK。
1日に与えていい量
1個
与えるなら
かっぱ巻きであれば1個程度。そのほかは酢飯やのりの部分を少量
焼きそば
ソースに玉ねぎが含まれていることも
味つけが濃く、脂肪分が高いうえ、焼きそばのソースにオニオンパウダーなどが含まれていることもあるので、犬には与えないようにして。
刺し身
食べたことのある赤身や白身魚を選んで
過去に生で食べて問題がなければ生でもOK。初めての魚は必ず加熱してから与えて。
1日に与えていい量
10g
与えるなら
生またはゆでたものを10g程度
かつおのたたき
疲労回復をサポートするビタミンB群が豊富
魚のなかでも体の疲れをサポートするビタミンB群がとくに豊富なかつお。ただし、食べ慣れていない犬に生で与えると、消化不良の原因に。
1日に与えていい量
5g
与えるなら
さっとゆがいて与えて。食べ慣れているなら生でも可。薬味のねぎやしょうが、タレやしょうゆは与えないで
たいの塩焼き
高たんぱく低脂肪だけど皮や骨はNG
たいは消化のいいたんぱく質を含む魚なので与えても大丈夫。ただし、かたくて刺さりやすい骨や塩つきの皮は取り除いて。
1日に与えていい量
大さじ1
与えるなら
骨や塩のついた皮は取り除き、ほぐした身を大さじ1程度
天ぷら
えび、いか、なす、 ねぎ類を入れた かき揚げは与えないで
さつまいもやかぼちゃの天ぷらであれば、衣つきのまま少量与えても。ただし、アクの多いなすや甲殻類、かき揚げは与えないで。
1日に与えていい量
3㎝角
与えるなら
天つゆや塩、薬味をつけていない、犬に中毒性のない食材(さつまいもやかぼちゃなど)の天ぷらを3㎝角程度
冷や奴
大豆アレルギーのある犬には絶対に与えないで
大豆アレルギーがないならば、少量を与えても問題はありません。ただし、継続的に与えると尿の病気の原因にも。
1日に与えていい量
小さじ2
与えるなら
薬味のねぎなどは与えないで
さばの味噌煮
味つけの濃い煮物は 体調不良の 原因などに
味噌・しょうゆなどの調味料を多く含み、魚の身まで味が濃く浸透しているため、与えると体調不良などの原因にも。犬には与えないで。
炊き込みご飯
味がついている具材 はNG。ご飯だけを 少量ならば◯
炊き込みご飯は、しょうゆや塩などで濃く味つけされているため、犬には不向きです。具を取り除いたご飯だけを、たまに少量与えるなら◯。
1日に与えていい量
小さじ1
与えるなら
ご飯だけを与えて
とんかつ
衣部分は油を吸って高カロリー
とんかつの衣は油を吸って高カロリー。犬は大量の脂肪を一度に食べると急性膵炎(きゅうせいすいえん)などのリスクも。与えるなら衣を念入りに取り除いて少量のみにして。
1日に与えていい量
5g
与えるなら
衣は取り除き、中身のみを与えて。ただし、肉に塩、こしょうで下味をつけたものはNG
チキンの照り焼き
味のついた皮などの部分を除けば、少量与えても大丈夫
皮や脂を除き、肉の中のほうの味がしみ込んでいない部分があれば、少量なら与えてもいいでしょう。
1日に与えていい量
5g
与えるなら
味のしみていない肉の内側を切って5g程度
きんぴらごぼう
味つけが濃く食物繊維も多すぎるので与えないで
味つけが濃いため犬には与えないで。また、ごぼうは食物繊維が多くアクも強いため犬には不向き。味をつけていないにんじんは少量なら◯。
味噌汁
塩分、ねぎ類が入っていて危険
食卓に並ぶ味噌汁は塩分も高く、ねぎなどが入っていることが多いので与えないで。
のりの佃煮
塩分や糖分が多く、体に負担をかける
大量のしょうゆと砂糖を含みます。そのため、のどが渇く以外にも長期的には心臓や腎臓に負担をかけます。
白菜の漬け物
尿石症の原因になる可能性アリ
漬け物に含まれる大量の塩分が原因で腎臓や心臓に負担がかかり、継続的に与えると尿石症の原因になることも。
○
少量なら与えても害はない少量で、かつたまに与える程度ならば大丈夫です。
△
与えるならば注意が必要。与えすぎると下痢や体調不良の原因になります。分量をしっかり守って。
×
与えると命にかかわることもあるので与えないで。犬が食べると中毒を起こしたり、健康を害することがあります。
量の目安
「与えるなら」で掲載している分量はあくまで目安です(写真はほぼ実物大)。ドライフードを主食にしている体重5kgの健康な成犬を想定した分量です。5kg未満の超小型犬は表示の分量より少なめに与えてください。
※とくに表記のないものは1日分の上限目安量です。「与えるなら」の分量の上限まで与える場合、1日におすそわけする食べ物は1、2種類にとどめましょう。
その他
※食べ物を与えるときは、のどに詰まらないよう、細かく切るなど下処理をしてから与えてください。
※○△×の判定や量の目安は、ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)などの最新の中毒報告等を加味して制作しているため、「いぬのきもち」本誌掲載の類似企画と異なる場合があります。
※どんな食べ物でもアレルギー症状を引き起こす可能性はあります。愛犬に与えて異変が出たら、ただちに与えるのをやめて、獣医さんに見てもらいましょう。
※問題のない食べ物でも、初めてだと下痢をしたり発心をおこしたりすることも。様子を見ながら少しずつ与えましょう。
出典:いぬのきもち別冊「犬に与えてOK?NG?食べ物図鑑」
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