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愛犬に「話しかけられている」と感じる飼い主は9割! 気になる犬の心理とは|獣医師解説
【調査】愛犬に「話しかけられている」と感じたことのある飼い主は、約9割!
【体験談】どんなときに、愛犬から話しかけられていると感じる?
ごはんやおやつが欲しいとき
- 「おやつが欲しいとき。しまってある場所と私の間を嬉しそうに行ったり来たりしながら、ワンっ!!と吠えてる」
- 「お腹が空いたとき、『ごはんが欲しいよ』と、前足で私のことを引っ掻いてくるとき」
- 「おやつやごはんが欲しいとき。『ちょうだいちょうだい』と言ってるみたい」
- 「ごはんが欲しいときや甘えたいときに、『ワン』とか鳴くのではなくて、『クゥーん、クゥ』とお話している!親バカですね」
散歩につれていってほしいとき
- 「散歩に行きたいときなど」
- 「雨で散歩に行けないときなど、吠えるわけでなく、こちらを見ながらゴニョゴニョ言っている。明らかに文句を言っている」
- 「散歩の催促で玄関先で吠える。水がないときに後を振り向き凝視。トイレに行きたいときや外に出たいときに、玄関先を見て足をバタバタして一声吠える」
- 「犬が外に出たいとき、私がテレビを見て犬のほうを見てないと、『アウアウ』と呼ぶ。他にも、何か希望があると目で訴えてくるが、そっちを見ないと『アウアウガウガウ』話しかけてくる。とてもかわいい」
散歩をしているとき
- 「いつもの散歩コースと違う道に行こうとすると、立ち止まって『そっちじゃないでしょ!』と鼻息と目で訴えてくる」
- 「散歩中に歩きながらチラッと見て、笑い顔で何回か見てきたとき」
- 「散歩してるときに、時折、目と顔を向けて『ねぇねぇ』っと言っている気がするときがあります。そういうときは、しっぽも歩き方もなんとなくルンルンしてる感じがするので、『なぁに?』とニコニコ聞いてみます」
- 「お散歩中に、行きたいところへ行けなかったときに、こっちに行きたいのにと愚痴っぽく『アウアウ』言われた」
- 「お散歩中目が合うと『おやつ欲しいなぁ』ってしつこく目を見つめてくる」
- 「犬友と会って話をしてたら『もう行こう?』とか『歩きたいよ〜』とせがまれます」
遊んでほしい、かまってほしいとき
- 「朝や夕方にちょっと近くを通ると、ころんとお腹を見せてこっちを見ながら『なでて?』と目で訴えかけてくる」
- 「遊んでほしいとき、前足で人にタッチして見つめてくる」
- 「携帯を見ているときや、本を読んでいるときなどに、『寂しいよ』『かまってよ』と、手をちょいちょいしながら鳴くとき」
- 「飼い主にチョイチョイと左前足で『お話聞いてください』ってしたときのしぐさです」
- 「何かしてほしいとき、前脚でチョンチョンし訴えるようにじっと見つめる。『ねえねえ、○○してよ』って言っているよう」
- 「じーっと見つめてくるときに『遊んでほしい!』『なでてほしい!』『おなかすいた!』と言っているような気がします」
トイレをした後や、トイレシーツが汚れているとき
- 「目を見つめて吠えるのではなく、何か話してる感じの声を出して訴えかけてきたとき。トイレを見に行ったら、ウンチをしていたので教えてくれたんだと思いました」
- 「朝、トイレ(大のほう)を片付けてほしいときに、私を起こしにきて声をかけながら手をかけてきます」
- 「オシッコ、ウンチをしたときに『出たよ』って感じで、前足で触れてきます。あと、外出先から帰るとお出迎えをしてくれ、『今日はこんなことあったよ』っていう感じでなめてきたり、後ろをついてまわってきます」
- 「トイレシーツが汚れたとき、駆け寄ってきて私の腕をタップして、『シーツ交換して』と話してる感じ。朝も私が目覚めると、飛びついてきて『ゴハンだよネッ!?』と言ってる感じ」
愛犬に「話しかけられている」と思ったエピソードはほかにも!
- 「車でお出かけ中に、後部座席に犬を乗せているのですが、運転席に向かって甘えた声で何か言っています。窓を開けてほしいときや、施設に入るタイミングで何か言います」
- 「ボールにおやつを入れて遊ばせてる途中で、狭いところに入ったりなどしてボールが取れなくなったときとか、逆にわざと取れないところに落として取ってほしい態度をとるときです。目で訴えるときもありますが、無視してるとブツブツ文句を言っているように声を出してくるときもあります」
- 「毎日同じ時間に目薬をしているのですが、『忘れてない⁈』と顔を見てくるとき」
- 「こちらを見ながらや、手でチョイチョイしてから声を出さずに口をパクパクさせる」
【獣医師解説】「愛犬に話しかけられているように感じる」ときの犬の心理は?
「たとえば、鳴き方で気持ちを伝えようとする場合、吠えるときよりも音量は控えめで高く、長く鳴いたり一定のリズムで繰り返すことが多いです。また、犬が何かを『報告したい』『自分の気持ちを伝えたい』といったときには、じっと飼い主さんの顔を見ながら鳴くこともありますね。
前足で飼い主さんの気を引こうとする『パピーリフト』という行動で気持ちを伝えようとする犬もいますが、これは『飼い主さんに甘えたい』『何かを要求したい』といった気持ちのときに見られる傾向にあります。
このように、犬の鳴き方やしぐさから、飼い主さんにどのように気持ちを伝えようとしているかが読み取れることもあります」
話しかけるようにして気持ちを伝える犬の傾向は?
「たとえば、甘えん坊な性格のコや、飼い主さんと積極的にコミュニケーションをとりたいコに多く見られる傾向があります」
愛犬の気持ちを理解するために大切なことは?
「飼い主さんは愛犬との普段のコミュニケーションのなかで、自然と愛犬の気持ちを理解しようと努めていると思います。これからも愛犬の行動をよく観察し、反応を見ていくことの積み重ねが大切でしょう」
愛犬から「話しかけられているかも?」と感じた際には、鳴き方やしぐさの特徴を観察して、どのような気持ちなのかを考えてあげましょう。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『愛犬に「話しかけられた瞬間」に関するアンケートvol.01』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/紺野ユウキ
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