犬と暮らす
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犬が「なでられるとイヤ」なタイミングとは? 獣医師に聞いてみた
犬が「なでられるのがイヤ」なタイミングは?
岡本先生:
「タイミングによっては『なでられるのがイヤ』というきもちのときもあります」
――犬がなでられたくないタイミングはどういうときですか?
岡本先生:
「犬が食事しているときになでようとすると、ゴハンを取られてしまう、と勘違いされることがあり威嚇されてしまったり、噛まれたりする可能性があります。寝ているときも、なでられると驚いて起きてしまい、目を覚ましてしまうかもしれません」
――犬の性格にもよる違いはありますか。
岡本先生:
「そうですね。初対面の人からなでられることが苦手な犬もいます。犬の性格に合わせた対応ができるとなおよいでしょう」
犬が「なでて欲しい」タイミングは?
岡本先生:
「リラックスしているときは、甘えるようになでてほしいと飼い主さんに自分から近寄ってきたり、なでているとそのまま寝てしまったりする犬もいるかもしれません。また、ご褒美のひとつとして『なでる』という行為が学習できている場合、できたことへの報酬として犬がなでられることを期待している状況では、なでてあげるとよいでしょう」
犬がなでられると嫌がる場所は?
岡本先生:
「犬は足先や鼻先・尻尾など、体の先端を触られると嫌がる傾向にあります」
――逆に、犬がなでられると嬉しい場所はありますか?
岡本先生:
「背中や首〜肩にかけてなでられるのを好む犬が多いです。 信頼関係のある相手や懐っこいコの場合、頭や胸〜お腹を好むコもいます」
――ありがとうございました。
取材・文/仲田陽子
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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