犬と暮らす
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何を考えているの? 犬の無表情”なときの気持ちとは
いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に解説していただきました。
無表情は、嫌なことを我慢しているサイン!?
白山先生:
「嫌だなと思っているときや、ぐっと耐えているときなどに、無表情になることがあります。具体的なシチュエーションとしては、苦手なお手入れの最中や病院の診察台の上にいるときになりやすいでしょう。
ほかにも退屈なとき、寝起きや眠たいとき、疲れているときなどに無表情になることがありますね」
犬の感情は表情以外からも読み取れる!
白山先生:
「犬の感情は、表情以外の部分でも読み取れる場合があります。尻尾の動きや位置、耳の様子(伏せていたりピンと立てていたり)、目の動きや見ている場所などは気持ちがあらわれやすいので、注目してみるとよいでしょう」
無表情な愛犬に飼い主さんがしてあげられることは?
白山先生:
「飼い主さんがすべき行動は、無表情でいる理由により変わってきます。
たとえば、苦手なお手入れや通院時に無表情でじっと耐えてくれている場合は、我慢が限界に達する前にできるだけ手早くスムーズに終わらせてあげられるようにしましょう。最後まで頑張ってくれたら、終わったあとにいっぱい褒めてあげて、ご褒美をあげるなどしてリラックスさせてあげましょう。
また、疲れているときや眠いときには、休んだり睡眠をとったりする必要があるので、リラックスできる空間を用意して、静かに休ませてあげるといいですね」
取材・文/緒方るりこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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