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犬のストレスを減らすために 飼い主がもってほしい心構え

犬を迎えるためには、ある程度の心構えが必要です。飼い主さんの理解不足で犬本来の姿を受け止めてあげないと、犬に余計なストレスを与えてしまうことが。飼い主さんにもってほしい4つの心構えを、獣医師の藤本聖香先生に教えてもらいました。あなたは、この心構えをもてますか?

犬のことを正しく知る

立つ霧丸くん(柴)
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬には物を噛む、ニオイを嗅ぐなどの人には理解しにくい欲求があります。しかし、これらの行動は犬にとって本能的な欲求なので、我慢させると犬は大変なストレスを感じるでしょう。
犬を飼う以上は、どのような動物なのか知っておき、その欲求を理解することが大切です。

決めすぎや、思い込みをしない

興奮気味のプリンくん(チワワ)
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
まじめな飼い主さんはとくに注意したいですが、なかにはお世話の時間帯や頻度を決めたり、「こうするべきだ!」という思い込んでそれにとらわれ過ぎるのは禁物です。犬のストレスサインに気づきにくくなるほか、飼い主さんもお世話が楽しくないと感じてしまうので、ある程度は適当でOKということも心得ておきましょう。

人のルールやマナーを強要しない

走るシエルくん(トイ・プードル)
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
なかには犬をわが子のようにかわいがり、「友達が多いほうがいい」「食事のときはお行儀よくする」など、人が決めた勝手なルールやマナーに従わせようとする人も。しかし、そのルールやマナーを理解できない犬にとってはストレスの原因になります。
この傾向がある人は、本当に必要なルールやマナーなのか立ち止まって考える必要があるでしょう。

犬を自由にさせ過ぎない

散歩中のダリアちゃん(ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア)
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんには犬がストレスなく暮らすため、危険から守ったり、しつけたりする保護者の責任があります。犬を尊重して、「全部犬自身で決めさせる」「かわいそうだからしつけはしない」と全てを自由にさせてしまうのは、ただの責任放棄になるので絶対にやめましょう。「自由にさせること=ストレスフリー」ではありません。
ここで紹介した心構えがもてない人や該当しない人は、犬を飼うのに向いていないかもしれません。すでに犬と暮らしている人は、犬の性質の理解に努め、愛犬との生活をより良いものにしていきましょう。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2022年5月号『もしかして、私のせい!? 愛犬にストレスを与える飼い主さんのNG行動』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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