冬の室内遊び【初級編】
もちつきぺったん競争
もちつきぺったん競争は、もちつきをイメージした遊びです。おすわりをしても犬の体が他の物にぶつからないような広いスペースにて、30秒間何回おすわり(もちつき)ができるかチャレンジします。たくさんできたらご褒美を上げましょう!
※足腰の悪い犬の場合はこの遊びは控えるようにしてください。
新年初引っ張りっこ
新年初引っ張りっこは、愛犬の体格に合わせた引っ張りやすいロープを用意し、愛犬と一緒に引っ張りっこして遊びます。エネルギー消費量も多いので、お出かけが減る冬に最適な室内遊びですよ!
もし愛犬が興奮して低く唸るなどしたら、クールダウンしましょう。愛犬に手からフードを上げるなどしておもちゃと交換し、落ち着いたころに再開してください。
ボールdeカーリングごっこ
事前に床にビニールテープなどを貼って円を作り、愛犬に「待て」をさせてから、飼い主さんがボールを円の枠にむかって転がします。転がすと同時に「待て」を解除し、ゲームスタート!ボールが枠に入る前に愛犬にキャッチされたら愛犬の勝ちです。このゲームは円の大きさによって難易度があがります。3回取られたらおやつをあげるなど、特別なルールを設けるのもおすすめですよ!
冬の室内遊び【中級編】
ねじねじ輪くぐり
まず、ロープのおもちゃをねじって輪をつくり、愛犬の前にぶら下げます。ロープを持っていない方の手にフードを持ち、ロープの反対側にその手を持っていって「ジャンプ!」といって愛犬を誘導してください。愛犬が上手にロープの輪をくぐれるかを競います。
メモリーゲーム
メモリーゲームは、複数犬で楽しみましょう!まずは、一人が愛犬に「おすわり」など何かしらの指示を出して、指示通りできたらフードを与えます。次は指示を出す人を交代。前の指示(=おすわり)に新しい指示(お手など)を追加して、愛犬ができたらフードを与えます。
これをん繰り返すことで愛犬への指示が増えていき、長く続けば続くほど愛犬はもらえるフードが増えていくというゲームです。飼い主さんの記憶力も鍛えられるかもしれませんね!
だるまタイムレース
こちらは複数犬で楽しむ、「だるまさんが転んだ」を利用したゲームです。ルールは、一人が鬼役になり「だるまさんが転んだ」の要領で、もう一方がきちんと止まれるか確認します。チャレンジしている側は、鬼が振り向いた時に静止できるように、「待て」や「おすわり」などの指示をだしましょう。鬼のいるゴールラインを愛犬が越えたらクリアです。愛犬がゴールしたら鬼役を交代し、愛犬がゴールする時間を競いましょう。
冬の室内遊び【上級編】
ゆうわくわくわくゲーム
まず、愛犬に「おすわり」と「待て」の指示を出します。愛犬が従うことができたら、「待て」の状態をキープさせたまま、わざと目の前でボールを転がしたり、おやつの袋の音を立てるなど誘惑します。誘惑しても「待て」の状態をキープ出来たら、褒めてフードを与えましょう。
もし、誘惑に負けて反応してしまったら最初からやり直します。遊びというよりは、トレーニングに近い上級者向きのゲームなので、上手にできたらたくさん褒めてあげましょう!
新春マスうめゲーム
新春マスうめゲームはビンゴに似たゲーム。愛犬のできそうな「ふせ」「待て」などの指示を書き加えたマス目状のカードを用意し、愛犬が指示をクリアできたらその指示を塗りつぶしていきましょう。ビンゴと同様にマス目の縦、横、ななめのいずれかを塗りつぶすことができたらクリア!思いっきり褒めて、特別なご褒美をあげましょう。マス目が多いければ多いほど、難易度はアップしますよ!
寒いからといって室内で縮こまっていないで、冬ならではの室内遊びをしてみてはいかがですか?運動不足の解消にもなりますし、愛犬との絆もより一層深まること間違いなしですよ!
出典/「いぬのきもち」17年1月号『冬遊び』
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。