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美しい毛並みをキープするための秘訣は!?巻き毛、長毛、短毛…被毛タイプ別のお手入れ方法を伝授!

長毛編|なびく毛が素敵!

長毛はもつれやすいのが気になるところ。もつれてしまう前に、徹底ケアで「もつれゼロ」を目指しましょう!

【長毛ケア方法】

1. 耳の後ろやしっぽの付け根などのほつれやすい部分にブラッシングスプレーをかけ、スリッカーを使い丁寧にとかします。このとき、スリッカーのピン先で皮膚を傷めないよう、毛流れに沿って優しくとかしましょう。

2. もつれが取れたらシャンプーとリンスです。しっかり汚れを落としたら、毛がとくに絡まりやすい部分に再度リンスをオン。手のひらに500円玉ほどの量のリンスをよくすり込みます。

3. リンスをすり込んだ部分をコームで毛先までとかし、しっかりとなじませます。

4. リンスを流したら、スリッカーを使って毛流れを整えながらドライヤーで乾かします。

5. 毛が乾いたら、仕上げにつや出しスプレーを全身にかけて完成!

巻き毛編|カーリーヘアーがキュート!

つやつやした巻き毛をキープするためには、ブラシにもこだわりましょう。

【巻き毛ケア方法】

1. 顔の周りと全身を豚毛ブラシでほぐしていきます。柔らかい豚毛ブラシならブラッシングが苦手なワンちゃんでも気に入りやすいです。

2. 豚毛ブラシでほぐした毛を、今度はコームを使って整えていきます。豚毛ブラシはつや出し効果も期待できますよ。仕上げにコームで毛流れを整えれば、ツヤツヤふわふわの仕上がりに。

ブラッシングのときに、ブラッシングスプレーを使うのも効果的ですよ!

短毛編|凛々しくて素敵!

短毛のワンちゃんは毛の生え変わりが早いため、抜け毛が比較的多めです。ブラッシングをこまめに行うことで、抜け毛を取り去りましょう。

【短毛ケア方法】

1. まずはシャンプータオルで全身を拭き取ります。散歩後はお腹の汚れもしっかり拭き取りましょう。

2. その後、スリッカーと獣毛ブラシでブラッシング。スリッカーは抜け毛を取ると同時に毛流れを整えて、獣毛ブラシはつや出しとして仕上げに使います。

これ以外に、抜け毛取りブラシも使えばもっと効果的です。特に換毛期は、毎日ブラッシングしましょう。

極短毛編|毛ヅヤが上品!

極短毛のワンちゃんは、短毛タイプのワンちゃんより毛の生え変わりが早く、抜け毛も多めです。表面から皮膚までが近いので、ラバーブラシなどで優しくブラッシングしてあげてください。マッサージ効果もあり、毛ヅヤもアップしますよ。

【全タイプ共通】基本のブラッシング術

全ての被毛に共通するブラッシング方法を以下にまとめました。

1. いきなりブラシでとかすと皮膚を傷めることがあります。まずはワンちゃんの全身をチェックして、もつれている部分があれば指でほぐしましょう。もつれた部分は、指でつまんで左右にゆっくりと広げるとほぐれていきます。ブラッシングスプレーを併用しても良いでしょう。

2. 長毛・巻き毛なら、手のひらに毛をのせた状態で毛先からとかします。短毛・極短毛の場合は、毛にあったブラシを選び、力加減に気を付けてとかしましょう。

3. 全身をとかしたら、今度はコームを使います。コームは背を倒して、毛並みに沿ってとかします。毛を下からすくうように毛流れを整えると、ふわふわの仕上がりになりますよ。

4. コームで毛が引っかかるところがあったら、再度スリッカーを使います。毛先からとかすようにして、無理に引っ張らないようにしましょう。

特にもつれやすい部分は、「耳の後ろ、しっぽの付け根、わき・内もも」です。ブラッシングスプレーを体にかけられるのを嫌がるようなら、ブラシに直接吹きかけてもOKです。
全タイプに共通しているのは、ブラッシングを優しく丁寧に行うことと、被毛タイプ別にあったブラシを選ぶことです。大切な皮膚を傷付けないためにも、特に意識するようにしてください。

ブラッシングは飼い主さんとワンちゃんとのコミュニケーションにもなります。ぜひ優しくケアしてあげてくださいね。
出典/「いぬのきもち」17年4月号『サラふわ犬のお手入れ術』
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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