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「夏は睡眠の質が下がりやすい」犬の睡眠の質を高めるお世話を取り入れよう

高温多湿の環境やエアコンのかけすぎによる冷えなど、夏は犬の睡眠を邪魔するものが増え、睡眠の質が下がりやすい季節です。睡眠の質が下がった状態が続くと胃腸や皮膚、精神面などに悪影響を及ぼし、さまざまな病気の一因になるおそれも。

そこで今回は、夏の睡眠の質を高める3つのコツを、獣医学博士の枝村一弥先生に教えていただきました。

(1)犬にとって快適な温度・湿度をキープ

柴のまめくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は一日のなかで細切れに睡眠をとります。そのため、24時間温度や湿度を快適な数値に整えることが理想的です。

具体的には、温度26℃前後・湿度50%前後を目安にするとよいでしょう。また、ベッドには毛布やひんやりグッズを置いて、愛犬自身で調節できるようにするのもおすすめです。

(2)犬の理想「狭い・暗い・静か」な寝床を用意

チワワのさくらちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は四方を囲まれている場所や、少し暗めの場所を好む傾向にあるため、クレートやドーム型のハウスを用意するとよいでしょう。

なお、寝床は静かな場所が理想のため、音が気になるテレビやステレオの近くや、人の気配がする廊下や玄関、窓際などに置くのは避けてください。

(3)犬用ベッドはやわらかいものに

ポメラニアンの杏ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬はやわらかくふかふかした場所を好む傾向にあるため、やわらかい素材のベッドを使ったり、毛布やタオルなどを置いてあげたりするとよいでしょう。また、体に負担のかかりにくい、低反発のマットレスなどもおすすめです。
睡眠の質が落ちて慢性的な寝不足が続くと、日中の活動に支障をきたす「睡眠障害」を引き起こすおそれも。こうしたトラブルを防ぎ、愛犬の健康を維持するためには、飼い主さんのお世話が欠かせません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/枝村一弥先生(日本大学生物資源科学部獣医学科教授 博士(獣医学))
参考/「いぬのきもち」2022年8月号『犬は長~く眠るから“睡眠の質”がすご~く大切です 真夏の犬の睡眠のすべて 快眠マッサージつき』
文/岩井まどか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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