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無駄吠えに困らないために。吠えているときの愛犬の気持ちを知って適切な対処法を。

「1才までのしつけ」が重要!

愛犬が人や物音に敏感で、事あるごとに吠えてしまうことはありませんか?その度に注意しても、なかなか吠えグセは治らないですよね。もう我慢するしかないのかな、なんて諦めモードの飼い主さんもいるのではないでしょうか。

しかし、しつけ次第では、吠えグセを抑えることができます。そこで重要なのが『1才までのしつけ』。犬を飼い始めたら、吠えないしつけに挑戦しましょう!

まずは吠える理由を理解しよう!

犬が吠えるのは、3つの理由があります。

まずは「怖い」や「警戒」を意味した吠えです。恐怖心により、自分のテリトリーから追い出そうと吠えています。こういうときは「怖がらなくても大丈夫」だということを教えてあげましょう。

つづいて、「かまって」「遊んで」など欲求を伝える吠えです。「吠えたら望みを叶えてもらえた」という成功体験を繰り返すと、犬は吠えることを止めません。この場合は無視をして、吠えてもダメだということを教えましょう。

最後が「気分が高まって」「周囲につられて」しまったときの吠えです。テンションが上がってつい声が出たり、周囲の吠えにつられたりすることが原因です。常にストレスを発散していれば、吠えの予防に繋がりますよ。

吠えないしつけ①|吠えない環境をつくる

犬は不安定な環境で吠えてしまいます。怖かったり警戒したりする環境では、なかなか吠えるを止めさせることはできません。ここで重要なのは、安心できる場所を確保してあげることです。そのためには、クレートを日頃から使っておき、「この中は大丈夫」だと安心させましょう。そして、無駄吠えさせないためには、1日2回は散歩に行きましょう。適度な散歩はストレスも発散されて、吠えにくくなりますよ。

吠えないしつけ②|吠えたときに止めさせるしつけを教える

飼い主の元へ呼び寄せて、吠える対象のものから遠ざけましょう。しつけ方は、犬の名前を呼び、最初は来なくてもエサを与えます。これを繰り返し、名前を呼んだらこちらに来るようになればOKです。

また、「オスワリ」や「マテ」を覚えさせておくのも効果的です。吠えそうになったり吠えている時に指示を出し、吠える対象から注意をそらしましょう。

吠えないしつけ③|吠える原因に慣れさせる

犬は潜在的な警戒心から、チャイムの音や来客、騒音に吠える傾向がありますが、これは「慣れ」によって改善することができます。頻繁に違う人に家に来てもらい、何度もチャイムを鳴らすことで「特別なことではない」と認識させます。

また、騒音慣れは、市販の生活音CDなどを日常的に聞かせると良いでしょう。また、少しずつ散歩の時間帯を人通りの多いときに行うことで、バイクや通りすがりの人や犬などに慣れさせましょう。これが刺激となり、吠えにくい体質になるのです。
吠えグセをつけさせないためには、「1才までのしつけ」が重要になります。3つのポイントを意識してしつけをし、「吠えないクセ」をつけさせましょう。
出典/「いぬのきもち」17年3月『吠えない犬育成計画』
文/ICHINOKI
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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