1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 犬のニオイの原因、対策、気になる予防・消臭法まで

犬のニオイの原因、対策、気になる予防・消臭法まで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

犬と暮らすと、さまざまなニオイが気になるものですよね。愛犬の体のニオイのケアを心がけることは、体調の異変に気づきやすくもなります。部屋など環境のニオイに気をつけることは、飼い主さんと愛犬がストレスなく暮らせるためにも重要です。ふだんからニオイの対策をして、愛犬と爽やかに過ごしましょう!

犬の体から出るニオイの原因と対策は?

耳のニオイ…耳アカや汚れが耳のニオイの原因に

犬の耳の中は湿度が高く、カビや雑菌が繁殖しやすいため、どうしてもにおいやすくなります。菌の繁殖を放っておくと、外耳炎などの病気にも。月1回を目安に汚れを拭き取りましょう。

犬の耳のニオイの対策法は?

・汚れが少ない場合は、水で濡らしたコットンで耳介の汚れをやさしく拭き取りましょう。
・耳の穴が汚れている場合は、耳洗浄液を耳の穴の中央部に数滴垂らしてから、耳の付け根を軽くもんで、洗浄液を耳の穴全体に行きわたるようにします。

口のニオイ…歯に付着した食べカスが口臭の原因に

愛犬の歯についた食べカスは放っておくと、歯垢や歯石がたまり口臭の原因になります。深刻な歯周病を招く恐れも。1日に1回を目安に口内のケアをしましょう。口内ケアの基本は、歯みがきですが、難しい犬はそれ以外のケアから始めてもいいでしょう。

犬の口のニオイの対策法は?

・ガーゼを指に巻き、水が犬用歯みがきペーストをつけて、犬の歯に軽く当てて、汚れをやさしく落とします。
・ペット用マウススプレーを、犬の口の横から口内に吹きかけて。
・噛むことが好きな犬は、噛んで歯をきれいにする歯みがきガムを与えても。
・ペット用マウスクリーナーを飲み水に入れます。水を飲むたびに口内洗浄に。

顔まわりのニオイ…唾液や涙などの汚れが顔まわりにニオイの原因に

唾液、涙、食べこぼしなどで汚れる顔まわりは、細菌が増殖して臭いやすくなります。放っておくと皮膚炎の原因になることも。スキンシップがてら毎日チェックし、汚れはこまめに拭きましょう。

犬の顔周りのニオイの対策法は?

・顔全体は、汚れ落とし効果のあるブラッシングスプレーをタオルに吹きかけ、顔の中心から犬の目を避けるようにして、毛並みに沿ってやさしく拭きます。短頭種の場合は、コットンにブラッシングスプレーを吹きかけ、シワを広げながら顔の外側に向かって拭きましょう。
・口元は、水で濡らしたタオルを30秒ほど口元に当て汚れをふやかした後、拭きます。
・涙やけは、タオルにブラッシングスプレーをつけ、涙の汚れに沿って、やさしく拭きましょう。

皮膚・被毛のニオイ…汚れと分泌された皮脂がニオイの元に

犬の体は皮脂を多く分泌するほか、被毛に汚れがつきやすいため、臭いやすくなります。放っておくと皮膚炎になる恐れも。シャンプーは月1~2回を目安に行いたいですね。

犬の皮膚・被毛のニオイの対策法は?

・ブラッシングでニオイを予防しましょう。汚れ落とし効果が期待できるブラッシングスプレーをかけて、毛並みに沿ってブラッシングを。散歩後に毎回行うことで、汚れとニオイの予防になります。
・二度洗いシャンプーでニオイの予防を。下洗いして、軽くすすいだ後、もう一度シャンプー液をつけて、皮膚をもむように洗いましょう。シャンプー後は水気を残さずしっかり乾かすことで、ニオイも防げます。
・ニオイにくいカットをして防ぐ方法も。肛門まわりの毛が伸びていると、ウンチがつきやすくなりニオイの原因に。トリミングサロンで短くカットしてもらえば、ニオイ予防になります。蒸れやすい耳の毛も短くカットしてもらうといいでしょう。
・マイクロバブルで落とす方法も。ニオイの原因となる、頑固な毛穴の汚れは、トリミングサロンなどにある、マイクロバブルで落としてもいいでしょう。

犬の排泄物のニオイの原因と対策は?

オシッコのニオイ…トイレグッズの雑菌が繁殖してニオイのもとに

オシッコ自体、臭うものですが、オシッコが付着したトイレグッズをそのままにしておくと、雑菌が繁殖し、より強いニオイを放つように。トイレグッズの清潔を心がけると、ニオイの解消にもつながります。

オシッコのニオイの対策法は?

・汚れたトイレシートは、すぐ取り替えましょう。1回ごとにシートを替えれば、においにくくなります。
・こまめにシート交換ができないときは、消臭効果が高い香りつきのトイレシートを使うと、ニオイの緩和になります。
・トイレトレーは、ペット用の除菌・消臭スプレーを吹きかけ、キッチンペーパーなどできれいに拭いて。毎回こまめに拭けば、においにくくなります。
・粗相は水で薄めて拭き取りましょう。フローリングなど、木材の床で粗相した場合、そのまま拭くと床にニオイが残りやすくなるので、霧吹きなどで水をかけてから一気に拭き取って。仕上げに消臭スプレーをかけておいて。
・使用済のトイレシートは、フタ付きのゴミ箱に捨てるとにおいにくくなります。

ウンチのニオイ…腸内環境が影響してにおうことも

ウンチは老廃物なので、もともと強くにおうものです。食べているフードやおやつの成分、腸内細菌のバランスが崩れると、さらにニオイが強まることもあります。

ウンチのニオイの対策法は?

・ウンチはすぐ片付けましょう。愛犬が排泄後、すぐにウンチを取り除けば、ニオイの拡散を防げます。
・排泄した場所に消臭スプレーを上からかえれば、漂うニオイを軽減できます。
・フードを替える案も。ウンチが臭くてたまらない場合、フードの影響も考えられます。
・フードにヨーグルトをトッピングする方法も。味のついていないプレーンヨーグルトを小さじ1杯ほどフードに混ぜて与えてみて。腸内環境のバランスを整える効果が期待できます。

犬がいる部屋のニオイの原因と対策は?

玄関のニオイ…さまざまな部屋のニオイが集まってこもりやすい

玄関は、愛犬の体臭や各部屋のニオイなどが集まり、こもりやすい場所。帰宅時や来客時はとくにニオイが気になりますね。

玄関のニオイの対策法は?

・1日1回は、玄関の空気を入れ替えましょう。ドアの開閉の際は、必ず愛犬をハウスに入れてから行って。
・ニオイの元の近くに、芳香消臭剤を置くと、より消臭が期待できます。

リビングのニオイ…料理や排泄物のニオイが混ざりやすい

リビングは愛犬や家族が長時間過ごす場所。料理や家族、愛犬のニオイが混在しています。長年のニオイがしみついたカーテンやじゅうたんといった布製品が、ニオイの発生源になっていることも考えられます。

リビングのニオイの対策法は?

・換気扇と窓開けでしっかり換気を。朝は空気の入れ替え時。起きたらまず窓を開けて、新鮮な空気をリビングに入れましょう。リビングとキッチンがつながっている場合は、キッチンの換気扇をオンにすると、さらに嫌なニオイが取り除けるでしょう。
・トイレトレーがリビングにあるなら、近くに脱臭機能つきの空気清浄機を置くと、排泄のニオイも軽減できるでしょう。
・来客時など、すぐに消臭したい場合は、除菌・消臭効果のあるスプレーを高い位置から全体にかけるといいでしょう。

布製品のニオイの対策は?

・抜け毛を取り、消臭スプレーをかけてから洗濯しましょう。洗濯ネットに入れて洗ったら、天日干しにすると、ニオイの元を殺菌できてよりいいでしょう。
・洗える布をかけてニオイを予防するといいでしょう。ニオイがつきやすいソファやじゅうたん、犬用ベッドには、洗濯できる布やタオルをかけるといいですね。かけた布類をこまめに洗濯すればニオイそのものを防げるでしょう。

まとめ
愛犬の体をこまめに拭く、ブラッシングをする、ニオイの元を消臭する、などなど日々のケアで、犬飼いさんの「ニオイ」ストレスは減らせます。ちょっとした消臭方法を活用して、愛犬との絆をより強めたいですね。

出典:『いぬのきもち』2013年10月号「犬の気になるニオイ 消臭ワザ」(監修:ぬのかわ犬猫病院中田分院院長 石田陽子先生、二村陽子先生)

犬と暮らす

更新

関連するキーワード 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る