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犬は肉食の動物だと思ってない?成長段階によっても違う、犬に必要な栄養素とは。

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犬は本来なにを食べる生き物?

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犬にはドッグフードを与えるのが一般的ですが、なぜドッグフードを与えるべきなのか、根本的な理由について考えたことはありますか?たとえば人間なら炭水化物、つまり日本人ならご飯、欧米ならパンやパスタなどの小麦製品を主食にしていますよね。それらが人間の生命維持に欠かせない栄養素の一つということを、本能的に理解しているからと言えます。

しかしドッグフードとひとくちに言っても、その中に含まれている栄養素が何なのか?人間の食事をあまり与えるべきでない理由は?といったところまで理解している人は意外と少ないかと思います。そこで今回は、犬が必要とする栄養素や、成長スピードに応じた摂取すべきフードの差異など、犬の「食」について迫ります。

犬のルーツから食べるべきものを知ろう

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まずは犬のルーツを探ることから始めましょう。犬はオオカミやコヨーテの近縁とされており、昨今ではオオカミの亜種として認知されています。犬の祖先までたどると、約3万3000〜1万5000年ほど前に、人間の周囲に生息していたオオカミの中にいたとされています。

肉食な猫と比較すると犬は雑食で、人間よりタンパク質の必要性は高い一方で、植物なども一定量なら消化する機能を備えています。オオカミやコヨーテも雑食性が高いため、ある種必然とも言えるでしょう。

犬に必要な栄養素は?

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先述した通り、犬は雑種性の高い動物です。「脂肪」「たんぱく質」「炭水化物」の3大栄養素の必要パーセンテージで比較すると、猫よりも人間のほうが近い数値と言えます。ここで注意が必要なのは、割合が似ているからといって、人間と同じ食事をあげてはいけないというところ。

その理由としては、人間の食事の中には摂取NGな食物がある点と、そもそも体内で栄養素を作る仕組みが異なるため、外部から摂取すべき栄養素が違う点が挙げられます。ドッグフードが推奨されているのも、そういった理由から。栄養の偏りは長期的に犬にとってマイナス面が多いため、なるべく「総合栄養食」の記載のあるドッグフードを主食としてください。なお、おやつは必要量の10〜20%にとどめて、与えた分は主食から差し引きましょう。

成長スピードの違いもヒントに

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最後に、成長スピードの違いによるフードの切り替えについてご紹介しましょう。小型犬か中型犬か、もしくは大型犬か、生まれつきの体の大きさによって、成長スピードが異なります。さらに生まれたばかりの幼犬は、毎日体重が変わるほどのスピードで成長するため、このとき栄養バランスがとれていないと、ひ弱な体質になってしまいます。

そうならないためにも、成犬の体重の80%程度まで育つまでは「子犬用」などと記載された、成長期用の総合栄養食を与えるようにしましょう。その後成犬用フードに切り替えるタイミングは、成長が横ばいになる時が好ましいので、一つの目安としては小型犬なら1歳よりも前、超大型犬の場合は1歳よりも後になります。

以上、犬の「食」に着目した内容をお届けしました。意外と世間的に知られている知識とは異なる点もあることに、お気づきいただけたかと思います。つまり、ステレオタイプに流されるのではなく、愛犬に食事を与える際には、正しい情報を取捨選択できるリテラシーを取得しておくことが大切です。

特に成長期の犬への対応はその後の体質に影響することもありますので、慎重にドッグフードを選ぶように気をつけてくださいね。

出典/「いぬのきもち」2017年5月号『愛犬の栄養学事典』
文/riko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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