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マジでケンカする〇秒前!犬と犬で見つめ合いすぎると危険な秒数とは。

たとえば恋人同士が見つめ合うというのは、互いに相手への愛情を持っていて、まわりにハートマークが飛び交っている感じです。実際、恋愛しているときとか、お母さんが授乳しているときというのは、「オキシトシン」という「幸福ホルモン」が分泌されているといいます。犬にも同じことが言えて、犬が飼い主さんを見つめている時間が多いほど、犬のオキシトシンも上昇します。飼い主さんも、愛犬と目が合って、「イイコだね」と話しかけたりすると幸せな気分になりますよね。

では、犬同士が散歩中などに出会い、見つめ合っている場合はどうでしょう? これはどちらかというと、危険をはらんだ状況です。恋人同士が見つめ合っているというよりは、街で見ず知らずの人をじっと見つめたり、威圧的ににらむ、つまりはケンカを売ったり、インネンをつけようとする行動に近いといえます。
そのまま3秒以上見つめさせ続けていると、その後、うなったり、吠えたり、突進したりといった威嚇行動に出る恐れがあります。ですから、もしも、愛犬がほかの犬と出会って見つめたときは、3秒以上見続けさせないように、愛犬の名前を呼ぶ、おやつを与えるなどして注意をそらせる必要があります。「ちら見OK、がん見NG」と覚えましょう。相手を一瞬見ても、その後すぐに視線をそらすのが犬同士の友好的な挨拶のしかたです。ずっと見続ける、いわゆる「ガンを飛ばす」行動はNGと考えてください。

監修/西川文二先生(Can ! Do ! Pet Dog School代表)
文/犬神マツコ
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