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愛犬に食べさせたい果物|それぞれの効果や与え方まで徹底解説!

普段使いの果物編|犬が食べると健康にいいもの

りんご

りんごには「ペクチン」という腸の働きをよくする成分が豊富に含まれているため、排便を促す効果があると言われています。皮や芯、種を取り除き小さく切り分けて、生の状態で20gを目安に与えましょう!

バナナ

バナナに多く含まれるカリウムには、細胞を活性化させて筋肉の収縮や腸の運動を助ける効果が期待できます。愛犬が便秘気味の時などには特におすすめ。皮をむいて表面の筋をとりのぞき、生で20g程度を目安に与えるようにしてください。

いちご

いちごには、ストレスを軽減するビタミンCが豊富に含まれています。低カロリーなので、おやつとして与えるのにも適していますよ。ヘタを取ってそのまま与えることが出来るので、他の果物よりも手軽なのも嬉しいですね。20g程度を目安に食べさせてあげましょう!

今話題の果物編|犬が食べると健康にいいもの

クランベリー

クランベリーには、ポリフェノールやビタミンC、βカロテンが多く含まれているため、尿路感染症や歯周疾患の予防に効果を発揮すると言われています。与える場合は種をしっかり取り除き、1~2粒を目安に食べさせましょう。

アセロラ

アセロラにはビタミンCやβカロテンなどが豊富に含まれているので、免疫力を高める効果が期待されます。ほかにも、感染症を予防して体調の回復を早める効果もあると考えられています。与えるときは1粒程度にしておきましょう。

クコの実

クコの実はカロテンやビタミンAを多く含み、粘膜の保護効果や被毛や爪を強くする効果が期待できます。ただし与えすぎは厳禁!種を取り除き、多くても1日3~4粒を目安に与えるように注意しましょう。

健康にはいいけど、注意すべき果物

マンゴー

マンゴーは細胞の老化を防ぐ効果が期待できる果物です。ただし、大量に食べたりアレルギー持ちだったりすると全身がかゆくなることがあるので、初めて与えるときにはごく少量にし、様子を見ながら食べさせるようにしましょう。またアレルギーなどの問題がない場合でも、皮をむいた状態で1日15gを目安量にしてください。なお、「ドライマンゴー」は絶対与えないようにしてください!

アサイー

アサイーはポリフェノールが豊富で栄養価も高く、犬の健康にとってもよい効果があると言われています。しかし食物繊維が多いので、1日1粒を目安に与えてください。

カシス

カシスには、アントシアニンやビタミンA・C・Eといった抗酸化成分が豊富に含まれています。ただしアサイー同様に食物繊維も豊富なので、与えすぎには注意が必要です。与える場合は1日1粒程度にしておくのがいいでしょう。

カムカム

カムカムには、ビタミンCがレモンの約60倍、さらにクエン酸やビタミンB群、ミネラルなども豊富に含まれているため、人はもちろん犬にも高い健康促進効果を期待できます。しかし、酸味の効いた味が苦手な犬もいるので要注意。好きな犬の場合は、種を取り除いて1~2粒を目安に食べさせるようにしましょう!

与え方や果物の種類にも注意して!

今回は、犬の健康にいい果物をいくつかご紹介しました。人にとって健康にいいものでも、犬が食べてはNGな果物もあるので、必ず事前に安全かどうかをチェックしてください。そして与える際は、イチゴなど一部の果物を除いて、種や皮などを取り除くのも重要です。また、フルーツヨーグルトのような加工物は甘味料が入っているため、与えないようにしましょう。

どんなに健康にいい果物でも、犬の主食はあくまで「総合栄養食」のドッグフードです。あくまで果物は、ごほうびやおやつなどの特別な食べ物として与えるだけにとどめてくださいね!
出典/「いぬのきもち」特別編集『犬の食べ物図鑑2017年最新版』(監修:高円寺アニマルクリニック 院長 獣医師 高崎一哉先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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