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愛犬とのコミュニケーションの取り方|シニア犬にはひと工夫が必要?

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犬のシニア期…コミュニケーションの方法を変えるワケ

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一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2016年の犬の平均寿命は14.36才なんだそうです。犬種や個体差によってかなり差はありますが、およそ7才くらいからシニア期に突入すると考えて良いでしょう。シニア期に入った途端に老いていくわけではありませんが、7才を過ぎたあたりからは、愛犬の「老化」について考えていきましょう。

犬も人も同じですが、老化していくとどうしても身体能力が低下し、いろいろな反応が鈍くなります。飼い主さんは犬の変化に合わせて、愛犬とのコミュニケーションの方法を変えなければならないのです。

触る前にまず「声かけ」

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シニア犬を触ったときに驚かれて噛まれることがありますが、これは決して飼い主さんを嫌いになったわけではありません。老化で視力や嗅覚が低下すると、犬は飼い主さんが近づいてきたことを認識できません。そんな中触られてしまうと、犬は急に「何か」が自分の体を触ったと勘違いしてしまい、自分の身を守ろうとして過剰に反応するため噛んだり吠えたりしてしまうのです。

急に触ってびっくりさせるのは、犬の健康によくありませんよね。シニア犬に触れる前は声をかけて、飼い主さんが近くにいることを認識させてあげましょう。そして犬の視界に入ってあげてからがベストです。愛犬の目が悪くなっている場合は視界が狭くなっていることもあるので、しっかり犬が自分を認識したかどうかをアイコンタクトで確かめましょう。

触るときは横からが鉄則!

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シニア犬に声をかけたら、体の横から触るように徹底しましょう。頭の上や正面から手を出すと、目が悪くなっているシニア犬からすると「何かが頭に覆いかぶさってきた!」と感じてしまうのです。

1. 優しく声をかける
2. 自分が近くにいることを認識させる
3. 横から優しく触る

この3ステップを踏んで、愛犬が落ち着いていられるように努めましょう。

下半身を触ることは健康寿命を延ばすことに繋がる

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シニア期に特に注意すべき箇所が「下半身」です。犬は前足に負荷をかけて歩く動物なので、もともと下半身への意識が薄いのだそう。それにくわえて、老化による体力の低下で下半身をさらに使わなくなると、後ろ足やしっぽの感覚がなくなっていきます。病気が原因で寝たきりになる場合は多いですが、下半身の感覚が鈍くなって歩けなくなることが原因のこともあるのです。

下半身の感覚を忘れてしまわないためにできることは、飼い主さんが触ってあげることです。なでなでするときは頭や背中が多いでしょうが、意識的に足全体や足先、しっぽまで丁寧に優しくなでてあげてください。マッサージというよりは輪郭をなぞってあげながら、ここに足があるよ、爪があるよ、しっぽがあるよ、と教えてあげるような気持ちで触りましょう。そうすることで、寝たきり状態の予防につながりますよ。

愛犬の老いは、悲しむべきことではありません。シニア犬になるまで一緒に過ごせたことを、飼い主さんは誇りに思うべきです。そしてシニア期も愛犬が幸せに犬生を歩めるように、日々の生活を楽しく過ごさせてあげてくださいね。

出典/「いぬのきもち」2017年6月号『犬の触り方』(監修:ペットケアマネージャー 三浦裕子先生・伊藤みのり先生)
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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