犬と暮らす
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犬の結膜炎、原因は? どんな症状? 治療法や予防法は?
犬の結膜炎とは?
結膜炎にかかりやすい犬は?
目が前に出ていて眼球を傷つけやすい短頭種(パグやフレンチ・ブルドッグなど)は、結膜炎にかかりやすい傾向に。このほか、ドライアイ(涙の欠乏症状)になりやすいシー・ズーやチワワなども注意が必要です。
犬の結膜炎、どんな原因があるの?
・毛による刺激…犬の毛が眼球を刺激し、結膜に炎症が起こるケース。とくに長毛の犬に多く見られます。
・アレルギー…食べ物やハウスダストにアレルギーがあれば、結膜炎の原因に。
ケガ…草などが目に入り、結膜を傷つけて炎症を起こすことがあります。
・シャンプーや薬品…シャンプー剤が目に入ったら、炎症を起こす危険があるので、すぐにゆすいで。
・細菌やウイルス、寄生虫…細菌などが目に入り込むと、結膜に炎症が起こるケースがあります。
犬の結膜炎、どんな症状?
犬の結膜炎を放っておくと、どうなってしまうの?
犬の結膜炎、飼い主さんのチェック方法は?
□愛犬の白目の部分が赤くなっていないかどうか
犬の白目はまぶたの裏側にあるので、めくらないと見えません。清潔な手で犬の上まぶたをゆっくりめくってみて。白目が充血していたり、なんとなく腫れていたりしたら、結膜炎の疑いがあります。
□愛犬が前足で目をこすっていないかどうか
結膜に炎症が起こると、まぶたにかゆみや痛みを感じるようになる犬もいます。顔を床にこすりつけたり、前足で目をこすったり、かゆがるしぐさを見逃さないようにしましょう。
犬の結膜炎、治療法は?
犬の結膜炎の予防法は?
1 目薬を投与する
結膜炎は再発しやすい病気です。何度も繰り返し発症するなら、結膜の炎症を防ぐ目薬で予防しましょう。点眼薬や、動物病院で処方している薬以外に、ペットショップなどで市販されているものもあります。
2 炎症の原因を調べて接触を避ける
アレルギーが原因の場合は、ハウスダストや食べ物など、アレルギーを起こす原因物質を調べてもらい、なるべく接触は避けます。また毛が目に入って炎症を起こす場合は、まめにカットするのが予防法。シャンプー剤も炎症の原因になるので、目に入らないよう注意しましょう。
まとめ
出典:『いぬのきもち』2008年5月号「目の三大病 涙やけ・結膜炎・白内障」(監修 東京ウエスト動物病院 併設 眼科ケアセンター 江島博康先生 )
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