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「いつかご縁があれば」と思っていたときに、保護子犬と家族に! 「犬は家族を繋げてくれる」と実感する日々の連続

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「犬は家族を繋げてくれる——琉々が我が家に来てくれたことで、そのことを一番感じています」と話すのは、Instagramユーザーの@ruru___dreambabyさん。
子犬時代の琉々ちゃん
子犬時代の琉々ちゃん。産まれてまだ数週間の頃。
@ruru___dreambaby
2021年6月、飼い主さんご家族は保護犬だった琉々(るる)ちゃん(取材当時、1才6カ月)を家族に迎えました。琉々ちゃんとどのように出会い、どのような暮らしを送っているのか——いぬのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに話を聞きました。

「いつかご縁があれば」と思っていたときの出会いだった

シェルターにいた頃の琉々ちゃん
シェルターにいた頃の琉々ちゃん。笑顔が印象的な一枚。
@ruru___dreambaby
以前から「犬を家族に迎えたい」と思っていた飼い主さん。4人のお子さんの子育てが少し落ち着いてきたこともあり、犬と暮らすことを考えるようになっていたそう。

祖父が保護犬と暮らしていることもあり、飼い主さんは「犬を家族に迎えるなら保護犬を」との思いがありました。「いつかご縁があればいいな」と思っていたときに、友人から犬の保護活動をしているシェルターを紹介してもらったといいます。
シェルターにいた頃の琉々ちゃん
琉々ちゃんときょうだい犬。
@ruru___dreambaby
それから飼い主さんは、SNSでの発信などを通して、保護されてくる犬たちの写真や動画を毎日見ていたそう。そのなかで、このようなことを思ったそうです。
飼い主さん:
「初めてシェルターに来た頃は、寂しそうだったり怯えていたり、表情が暗かったりした犬たちが、このシェルターにやってきて、日に日に元気になり明るくなっていったんです。そんな犬たちの変化を見てびっくりするとともに、とても幸せな気持ちになっている自分がいました

そして次第に、『ほんの小さな力にしかならないかもしれないけれど、ここで出会う犬を迎え、私も何か力になれたら…』と思うようになり、譲渡希望の連絡を入れることにしたんです」
家族になった頃の琉々ちゃん
生後2カ月、家族になった頃の琉々ちゃん。琉々ちゃんは、きょだいの中で唯一毛柄が「トラ柄」だったそう。飼い主さんご家族は琉々ちゃんの写真を見たとき、可愛くて大興奮してしまったのだとか。
@ruru___dreambaby
飼い主さんご家族が譲渡希望を出した頃、琉々ちゃんはシェルターで家族になってくれる人を待っていました。飼い主さんによると、琉々ちゃんはシェルターで産まれたコだったのだとか。
飼い主さん:
「保護されたメス犬が、シェルターに来てからお腹の中に赤ちゃんがいることがわかったそうです。その後、9頭の赤ちゃんを産むも、残念ながら2頭はすぐに亡くなってしまったそうですが、ほかの7頭の子犬は母犬のもとで元気に過ごしていました。

私たちが連絡した頃は、6頭はすでに里親が決定していて、最後の1頭の子犬のお話をいただいたんです。そのコが琉々でした。今思うと、『縁があって、出会うべくして出会えたのではないかな』と思っています」

不安なこともあったけれど、琉々ちゃんはすぐに環境に慣れてくれた

遊びに誘う琉々ちゃん
@ruru___dreambaby
子犬を育てることは初めてだったという飼い主さんご家族。生後2カ月で迎えた琉々ちゃんは、最初の日の夜はクンクン鳴いて夜鳴きがすごく、「これから大丈夫だろうか」と不安な気持ちになったこともあったそうです。

戸惑いもあったけれど、ご家族はとにかく琉々ちゃんのそばに寄り添い、いつも何かを感じ取るように心がけていたといいます。
眠る琉々ちゃん
譲渡にあたり「保護犬を迎えるということ」などについて、ご家族はシェルターの方にたくさんアドバイスをもらったそう。事前にいろいろなことを知ることができたのも、今の琉々ちゃんとの暮らしに繋がっていると感じているそうです。
@ruru___dreambaby
飼い主さん:
『お腹が空いているかな?』『そろそろおしっこかな?うんちでるかな?』『眠い時間かな?』『ちょっと退屈してるかな?』——言葉はなくても琉々を見て感じ取り、『琉々の思っていることって、今こんな感じかな?』と思いながら過ごすようにしていました。子どもたちもみんな、自然とそんなように過ごしていました。

夜鳴きなど最初は不安なこともありましたが、それもすぐになくなり、琉々は私たちの心配をよそにすぐに我が家に慣れてくれましたね」

琉々ちゃんは愛情表現が上手なコ

笑顔が可愛い琉々ちゃん
たれ耳でもしゃもしゃな毛質やトラ柄の毛柄、上目遣いが上手なところなど、琉々ちゃんの魅力は「あげるときりがない」と話す飼い主さん。「ミックス犬は本当に“唯一無二”の可愛さがあるな」とも感じているそう。
@ruru___dreambaby
子犬の頃から穏やかで優しい性格だという琉々ちゃん。臆病でビビりなところもあり、犬に対しては自分から積極的に挨拶に行けるけれど、人の場合は様子を見たり警戒していることもあるのだそう。

そんな琉々ちゃんは家族のことが大好きで、愛情表現が上手なコなのだとか。日常のいろいろな場面で、琉々ちゃんは愛情表現をしてくれるそうです。
琉々ちゃんと琉々ちゃんの母・ドリームちゃん
琉々ちゃんと琉々ちゃんの母・ドリームちゃん。ドリームちゃんは飼い主さんの友人が引き取ることになり、定期的に交流があるのだとか♪
@ruru___dreambaby
飼い主さん:
「琉々はとくに、夫に対しての愛情表現がすごいです。夫が仕事から帰宅してソファに座ると、琉々はしっぽふりふりで大喜び! 夫の顔をずーっとペロペロなめてハグしています(笑)

ほかにも、たまに琉々だけでお留守番することもあるのですが、私たちが帰宅すると琉々の喜びようがすごくて…体全体で嬉しさを表現してくれるところが、本当に愛らしいです」

琉々ちゃんの周りに、家族が集まるように

琉々ちゃんと一番下の息子さん
琉々ちゃんと一番下の息子さん(取材当時5歳)。ふたりは本当の“きょうだい”のような関係で、いつもじゃれあったり家中を走り回ったりして遊んでいるのだとか。
@ruru___dreambaby
琉々ちゃんを家族に迎え、1年と少しが経過しました。琉々ちゃんのおかげで、家族での会話が今まで以上に増えたり、みんなで琉々ちゃんのお散歩に行くようになったりと、飼い主さんは「家族みんなで過ごす時間が増えたな」と感じているそうです。

また、4人のお子さんたちは琉々ちゃんのお世話を積極的にしてくれたりと、飼い主さんは家族の嬉しい変化を感じているといいます。
ご家族のことを見つめる琉々ちゃん
優しく家族を見上げる琉々ちゃん。飼い主さんは琉々ちゃんのこの横顔が大好きなのだそう。お気に入りの一枚でもあるのだとか。
@ruru___dreambaby
飼い主さんご家族にとって、琉々ちゃんはかけがえのない存在となりました。出会いを振り返り、飼い主さんは今どのようなことを思うのでしょうか。
飼い主さん:
「琉々のおかげで、毎日幸せをたくさん与えてもらっています。犬との暮らしは、こんなにも楽しくて喜びにあふれているのだということを、日々実感しています」
上目遣いをする琉々ちゃん
@ruru___dreambaby
飼い主さん:
「琉々も『私たちの家族になって毎日がハッピーだ!』と思ってくれるよう、これからも琉々にたくさんの愛情を注ぎ、家族みんなで笑顔いっぱいで過ごしていきたいと思います」
写真提供・取材協力/Instagram(@ruru___dreambabyさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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