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避けられないなら慣れるが吉! 犬をお手入れのストレスに慣らす方法

人と共に生きていくうえで、犬はさまざまなストレスに直面します。ストレスの対処方法は、主に「かわす」「慣らす」の2つ。ストレスの内容で、避けたほうがいいのか慣れたほうがいいのかを、飼い主さんが判断しなければなりません。

そこで今回は、慣れたほうがいいストレスの1つである「お手入れで感じるストレス」について、対処法や注意点などをナカムラ・ドッグ・スクール主宰の中村太先生に伺いました。

「慣れたほうがいいストレス」とは?

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの琉羽来くん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬のストレスは、大きく2つのタイプに分けられます。1つは、暑さや寒さ、体罰、執拗なスキンシップなど、飼い主さんの努力で「かわすことができるストレス」。もう1つが、人や犬との触れ合い、お手入れ、留守番など、人間社会を生きるうえで「かわすことが難しいストレス」です。

今回ご紹介するのは、後者に該当する「お手入れのストレス」。歯みがきやブラッシングなどのお手入れは、愛犬の健康に欠かせません。犬も人もストレスなく行えるよう、徐々に慣れていく必要があるのです。

お手入れストレス:歯みがき対策

柴のこむぎちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
歯ブラシを使った歯みがきにストレスを感じる犬は、少なくありません。まずは歯ブラシそのものに慣れることと、口を触る練習をすることを、別々に行います。その2つに慣れてきたら、歯ブラシを口に当てる→歯に当てる→口に入れる、という順番で、段階的に歯みがきを進めていきましょう。

練習が上手にできたらほめておやつを与えたり、歯ブラシに犬用の歯みがきペーストを付けたりするのも効果的です。

お手入れストレス:足拭き・ブラッシング対策

Mix(小型犬)のウェルくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ブラッシングや足拭きは、おやつで気をそらしながら行うのがおすすめです。ただ、噛むタイプのおやつだと、おやつを持ち逃げしてお手入れができないことも。なめるタイプのおやつをおもちゃや壁に塗って、ペロペロしている隙にお手入れをするとスムーズですよ。

お手入れストレス:爪切り・シャンプー対策

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのベルちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りやシャンプーなど、毎日行う必要がないお手入れは、思い切ってプロに任せることも考えましょう。家庭内で余計なストレスを生まずにすみますし、手慣れたプロにお手入れをしてもらったほうが、愛犬としても受け入れやすく、慣れやすいかもしれませんね。
苦手なお手入れでも、短時間ならストレスになりにくいとされています。根気よく練習をしていって、最終的にストレスなくお手入れができるようになるといいですね。
お話を伺った先生/中村太先生(ナカムラ・ドッグ・スクール、いぬのようちえん主宰)
参考/「いぬのきもち」2022年10月号『緊張だらけの日々が、楽しくHappy♡に 犬のストレスは「かわす」「慣らす」が正解だった!』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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