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犬同士で相性も好みもあるから注意が必要 ストレスにならない「ほかの犬との遊ばせ方」

人間社会で暮らすうえで、犬はさまざまなストレスに直面しますが、避けることが難しかったり、社会で楽しく暮らすために乗り越えさせたほうがいいストレスもあります。
今回は、ほかの犬が苦手でストレスを感じるケースの慣れさせ方を、ドッグトレーナーの中村太先生に教えていただきました。ほかの犬が苦手だと、散歩で会うたびストレスに。外を怖がらないで歩くためにも、ぜひ慣れさせて。

散歩中に会った犬と飼い主さんに笑顔であいさつし、サッとすれ違う

撮影/佐藤正之 イラスト/片山智恵
撮影/佐藤正之 イラスト/片山智恵
散歩時は、すれ違うほかの犬と飼い主さんに笑顔であいさつし、立ち止まらずにすれ違って。愛犬は「相手を警戒しなくてもいいんだ」と覚え、徐々にほかの犬を見てもストレスを感じにくくなります。最初のうちは、ほかの犬が少ない時間帯に散歩するなど、刺激の少ない状態で練習を。

しつけトレーナーのいる犬の預かり施設に通う

撮影/佐藤正之 イラスト/片山智恵
撮影/佐藤正之 イラスト/片山智恵
ほかの犬が苦手なら、家庭犬しつけトレーナーが在籍している、いわゆる犬の「幼稚園」や「保育園」に通うのが有効。トレーナー監視のもとでほかの犬とのふれあい時間を設けている施設なら、ほかの犬がいてもストレスを感じにくい状態まで慣れさせやすくなります。

人や犬に慣れさせようと無理に近づけるのはかえってストレス!

人や犬に慣れさせたくて、いきなり近づけるのは逆効果。ストレスが高まり、慣れるどころかトラウマになりかねません。ストレスに感じさせないためには、弱い刺激から徐々に慣れさせるのが鉄則です。
いくら慣らしても、ストレスを完全にゼロにすることは難しいので、いっしょに遊んだり、しつけや芸のごほうびとしておやつを与えたり、マッサージをしたりと、愛犬が喜ぶ方法でストレスを発散させてあげることも意識してみてくださいね。
お話を伺った先生/ナカムラ・ドッグ・スクール、いぬのようちえん主宰 中村 太先生
参考/「いぬのきもち」2022年10月号『ストレスのかわし方・慣らし方』
写真/佐藤正之
イラスト/片山智恵
文/いぬのきもち編集室
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