犬と暮らす
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見逃せない愛犬のストレスサイン。危険なストレスレベルとは?
犬にもストレスってあるの?
過度なストレスは、犬の心や体の病気につながってしまうことがあります。「うちの子はきっと大丈夫!」と思っていても、意外と気づかないところで、ストレスを感じているかもしれません。
犬の『ストレスサイン』
ストレスレベル:軽度
食後や水を飲んだ後でもないのに鼻をしきりになめる場合は、緊張しているサインです。
■目をそらす
嫌悪感や、関わりたくないこと(または対象)があることを示しているサインです。
■呼吸が速くなる
ハッハッハッと浅い呼吸をしている場合は、不安や緊張を示しているサインです。
■あくびをする
緊張をほぐそうと、自ら落ち着こうとしている軽度の緊張サインです。
■体をかいたり、ブルブルっと体を揺すったりする
気持ちを落ち着けようと、緊張をほぐそうとしている状態です。
ストレスレベル:中度
「吠える」や「噛む」の一歩手前の行動で、嫌なことをされているときに「それ以上追い込まないで」というサインです。
■吠える
黙っていられないほどの警戒心やストレスが、高まったときに出る行動です。「もうやめて」と伝えています。
■噛む
嫌なことの強要や恐怖心、警戒心が限界まで高まり、自己防衛のために出る行動です。拒否反応を示しています。
■逃げる
ストレスに耐えられず、その場から逃げ出したり、物陰や人の後ろに隠れたりする行動で、より強い拒否のサインです。
ストレスレベル:重度
ストレスで毛が抜けます。皮膚病による脱毛の可能性もあるので、動物病院の受診をおすすめします。継続して受けている、何らかのストレスがあるのだと推測できます。
■なめこわす
足先や体を執拗になめてしまい、赤くただれたり、皮をむいたりしてしまう行動です。相当なストレスがかかっているサインなので、状態がひどければ受診をおすすめします。
■血尿が出る
花火大会や雷の翌日など、強いストレスの後に血尿が出ることがあります。もしくはアレルギーや何かの病気の可能性もあるので、弱っているようであれば動物病院を受診しましょう。
■自傷行為
ストレスの発散場所を見つけられず、自らの体を傷つけてしまう行動です。心だけでなく体も傷ついていることから、相当なストレスがうっ積しているサインです。
ストレス解消のためにできること
もし心の要素が大きいストレスの場合、一番良いストレスの解消法は飼い主とのコミュニケーションです。好物のおやつをあげたり、おもちゃを使って一緒に遊んであげたり、散歩で気分転換させたりすることで、ストレスへのケアにつながりますよ。
文/Un
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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