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見逃せない愛犬のストレスサイン。危険なストレスレベルとは?

犬にもストレスってあるの?

ソファの上で可愛く首をかしげるマロンちゃん
まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
実は犬も人同様にストレスを感じています。犬は人の生活に合わせて暮らしているので、日々何らかのストレスを感じています。人にとっては些細なことでも、犬にとっては大きなストレスになることも。また、どこかが痛かったり、飼い主と離れるのが不安だったり、騒音などの環境的な要因に悩まされたりと、ストレスの原因はさまざまです。

過度なストレスは、犬の心や体の病気につながってしまうことがあります。「うちの子はきっと大丈夫!」と思っていても、意外と気づかないところで、ストレスを感じているかもしれません。

犬の『ストレスサイン』

お利口さんで待っている、ももちゃん
まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
たとえストレスを感じているか知りたくても、犬に聞いても分かりませんよね。そんなときは、注目すべき行動があります。それは犬がストレスを感じているときにする仕草や行動、いわゆる『ストレスサイン』です。ストレスサインには以下のようなものがあります。レベル別にご紹介します。

ストレスレベル:軽度

■鼻をなめる
食後や水を飲んだ後でもないのに鼻をしきりになめる場合は、緊張しているサインです。

■目をそらす
嫌悪感や、関わりたくないこと(または対象)があることを示しているサインです。

■呼吸が速くなる
ハッハッハッと浅い呼吸をしている場合は、不安や緊張を示しているサインです。

■あくびをする
緊張をほぐそうと、自ら落ち着こうとしている軽度の緊張サインです。

■体をかいたり、ブルブルっと体を揺すったりする
気持ちを落ち着けようと、緊張をほぐそうとしている状態です。

ストレスレベル:中度

■うなる
「吠える」や「噛む」の一歩手前の行動で、嫌なことをされているときに「それ以上追い込まないで」というサインです。

■吠える
黙っていられないほどの警戒心やストレスが、高まったときに出る行動です。「もうやめて」と伝えています。

■噛む
嫌なことの強要や恐怖心、警戒心が限界まで高まり、自己防衛のために出る行動です。拒否反応を示しています。

■逃げる
ストレスに耐えられず、その場から逃げ出したり、物陰や人の後ろに隠れたりする行動で、より強い拒否のサインです。

ストレスレベル:重度

■脱毛する
ストレスで毛が抜けます。皮膚病による脱毛の可能性もあるので、動物病院の受診をおすすめします。継続して受けている、何らかのストレスがあるのだと推測できます。

■なめこわす
足先や体を執拗になめてしまい、赤くただれたり、皮をむいたりしてしまう行動です。相当なストレスがかかっているサインなので、状態がひどければ受診をおすすめします。

■血尿が出る
花火大会や雷の翌日など、強いストレスの後に血尿が出ることがあります。もしくはアレルギーや何かの病気の可能性もあるので、弱っているようであれば動物病院を受診しましょう。

■自傷行為
ストレスの発散場所を見つけられず、自らの体を傷つけてしまう行動です。心だけでなく体も傷ついていることから、相当なストレスがうっ積しているサインです。

ストレス解消のためにできること

可愛くおやつを噛む、みとちゃん
まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
愛犬のストレスを解消させるためには、犬がストレスを感じている原因を突き止めることが大切。原因となる対象が分かってさえいれば、それに対して対策をすることで、ストレスを和らげることができます。ときには大好物なおやつなどを与えて、気分転換をさせるのも良いでしょう。

もし心の要素が大きいストレスの場合、一番良いストレスの解消法は飼い主とのコミュニケーションです。好物のおやつをあげたり、おもちゃを使って一緒に遊んであげたり、散歩で気分転換させたりすることで、ストレスへのケアにつながりますよ。
出典/「いぬのきもち」『愛犬のストレス事典』
文/Un
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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