犬と暮らす
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「良かれと思って」が愛犬のストレスに?犬が本当に喜ぶこととは
「犬の幸せ」ってなんだろう?
たとえ飼い主さんが良かれと思った行動でも、愛犬のストレスになってしまうこともあります。愛犬からすると、信頼できる飼い主さんと安心して生活できる場所で、充分な水と食事、遊びなどの適度な刺激があれば充分。自分のことを第一に考えてくれている飼い主さんと一緒なら、安心してリラックスした態度や表情を見せてくれるでしょう。
無理に他の犬と仲良くさせないで。
もし飼い主さん同士が友人であっても、犬同士は相性が合わないこともあります。ですので、無理に仲良くさせるのはなく、ファーストコンタクトは犬同士に一任して見守るようにしましょう。ほかにも、きょうだい犬がいなくて寂しくないかな?と心配し、犬の相性を考えずに突然新しい犬を連れてきてしまうのも、先住犬にとっては大きなストレスになります。
もし犬が寂しく感じているのなら、それは飼い主さんの不在に対してかもしれません。そこへ新しい犬を迎えると、「飼い主さんを取られてしまう」という不安から、ストレスも倍増してしまいます。相性が合わない場合は、別居させるなどの対処が必要になるので、新しい犬を迎え入れる際には十分な注意が必要です。
かわいいのは分かるけれど、過保護になりすぎないで。
もし一度おいしい食べ物を知ってしまうと、普段のフードを食べられなくなり、入院などの非常事態に困ってしまうこともあるでしょう。そうならないためにも、食事は一般的な栄養バランスの整ったフードを与えてください。また、綺麗で整備された場所は歩きやすく安全に思いますが、犬にとっては刺激も少なく、物足りなく感じてしまいます。土のニオイや感触を確かめられる場所に連れて行ってあげることで、適度な刺激になりますよ。
犬に飼い主さんの理想を押し付けないで。
なお、動画などで犬が飼い主さんをペロペロ舐めたり、スキンシップしたりしている姿をよく見かけますが、これはお互いに信頼しあっているからこそできる行為。本来、犬は目と目を合わせないことで、敵ではないことをアピールする生き物です。しつけ途中でアイコンタクトもマスターしていないうちに愛犬の目を凝視するのは、威嚇行為ととられてしまいます。
犬はスキンシップが好きだと決めつけ、無理なスキンシップをするのはやめておきましょう。またアイコンタクトをマスターしていても、顔を近づけたり、チューされたりするのが苦手な犬がいることも理解しておいてくださいね。
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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