1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しぐさ・生態
  4. 行動
  5. 犬がこんな寝方をしたら要注意! 気をつけたいしぐさを獣医師が解説

犬と暮らす

UP DATE

犬がこんな寝方をしたら要注意! 気をつけたいしぐさを獣医師が解説

言葉が話せない犬の体調の異変に気がつくためには、飼い主さんが犬のしぐさなどからそのサインを拾うことが大切です。今回はそのなかでも、注意が必要な犬の寝方について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に教えていただきました。

注意が必要な犬の寝方は?

ヨークシャー・テリアのくりんちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬の眠り方のなかで、こんな寝方をしていたら注意が必要、というしぐさやポーズなどがあれば教えてください。

原先生:
「注意が必要な寝方としては、体を極度に丸めて寝ている、うつ伏せで前足を伸ばしながら深く早い呼吸をしているなどがあげられます。見かけた場合、少し注意して犬の様子を見てあげるようにしましょう。異常に脱力をした状態で横たわっているときは危険な状態の可能性があります」

寝方から考えられる病気や不調は?

お休み中のむぎちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――注意が必要な眠り方をしていた場合、どのような病気や不調が考えられるでしょうか?

原先生:
「体を極度に丸めているときは、寒さを感じていたり胃腸炎などでお腹が痛かったりするケースが考えられます。うつ伏せで伸ばしながらの深く早い呼吸の場合は、呼吸が苦しくなっているかもしれません。異常に脱力しているときは、ショック状態などの重篤な状態になっているおそれがあります」

注意が必要な寝方を目撃したときどう対応すればいい?

柴のくう太ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――そのような姿を目撃した場合、どのように対応したらいいでしょうか?

原先生:
「まずは、呼びかけなどにしっかりと応じるか、自身の力で起き上がって普通に動けるかなどを確認しましょう。もし反応や動きがいつもと違うと感じたら早めにかかりつけの先生に相談をしてください」
愛犬の様子がいつもと異なることに気がつくためにも、日ごろからその行動やしぐさをよく観察しておくことが大切です。今回うかがった内容も参考に、愛犬の健康チェックの一環として、寝姿も日々確認するようにしてみてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る