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じつは愛犬にキラわれている? 犬のスキ・キライを調査

あなたは愛犬のスキ・キライをどれくらい把握できていますか? 
今回は、『いぬのきもち』で実施したアンケートをもとに、愛犬が苦手に感じている人の特徴を発表。獣医学博士の増田宏司先生の解説とともにご紹介します。

※掲載している「スキ・キライ」アンケートは、「いぬのきもち作り隊」の読者へのアンケート(計220人、2020年12月~2021年1月実施)を集計した結果です。
イラスト/船越谷 香
イラスト/船越谷 香

犬の”キライな人”ランキング

1位 子ども
2位 幼児
3位 赤ちゃん
4位 成人男性

●体が大きいものや低い声は本能的に警戒しやすい
「キライ」だけの調査では上位は子どもに。また、成人男性はスキグラフでは2位、キライランキングで4位なのは、犬によってスキ・キライがわかれるためでしょう。このように、あくまで傾向として、という話になりますが、動きに予想がつかない子どものほか、自分より体が大きく、圧迫感や威圧感を与えてくる存在を苦手に感じます。黒い服や傘、荷物を持った人などもこのためで、ガラガラ声の人は犬の唸り声を連想するからでしょう。

人ストレス、どう減らす?

とくに対策もとらないまま、愛犬に苦手な人とふれあわせ続けると、「キライ」という気持ちが積み重なり、愛犬のストレスに。うまく対処することで、キライの気持ちを緩和させましょう。

苦手な人が近づいてきたら飼い主さんが盾になる

イラスト/船越谷 香
イラスト/船越谷 香
愛犬が苦手に感じている人が近づいてきたら、相手に失礼がないよう注意しつつ、飼い主さんが愛犬と相手の間に入りこみ、愛犬の視界からその人を遮りましょう。小型犬なら抱っこしたまま体ごと背を向けてもOK。

複数人で散歩してみる

イラスト/船越谷 香
イラスト/船越谷 香
散歩中に通行人を怖がるなど、事前に避けられない場合には、家族やいぬ友などの数人で散歩するのも手。スキな人が複数寄り添ってくれれば心強くなり、キライの気持ちが薄まりやすくなります。

愛犬に好かれている人をお手本にする

イラスト/船越谷 香
イラスト/船越谷 香
愛犬が苦手意識をもっている人が、家族や知人の場合は、愛犬に好かれている人の特徴をよく観察し、ノートに書き出すなどしてマネしてみて。声の高さや表情、手の使い方など、意外なところにヒントが隠れているかも。
愛犬が相手を苦手・キライと感じたまま接し続けるのはストレス。上手に対処して、少しでもキライな気持ちを減らしてあげられるといいですね。
お話を伺った先生/獣医師。獣医学博士。東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生
参考/「いぬのきもち」2021年5月号『スキ・キライがわかれば愛犬はストレスフリーになる!』
イラスト/船越谷 香
文/いぬのきもち編集室
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