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犬は寒くないの?冬の散歩のポイントを獣医師に聞いた

寒い時期に悩みがちなのが、愛犬の散歩のこと。冬でも定期的な運動は必要とはいえ、寒さで愛犬の体に負担がかからないか心配ですよね。今回は寒い時期の散歩の仕方について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生にお話を伺いました。

冬の散歩時間のポイントは?

冬の散歩が大好きなエソラちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――冬も毎日散歩をしたほうがよいですか?

白山先生:
「できれば毎日したほうがよいでしょう。愛犬の体調や年齢などに配慮しつつ、適度に散歩をしてあげられるとよいですね」

――1回の散歩時間の目安を教えてください。

白山先生:
「愛犬の年齢・体力・体調に合わせて行いましょう。無理に長くする必要はなく、5~10分程度で切り上げてもよいかと思います」

防寒具を着用させるべき?

雪道を散歩するにのくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――冬の散歩に適した時間帯はありますか?

白山先生:
「暖かいお昼の時間帯が理想です。地域にもよるかと思いますが、11~15時くらいがよいでしょう」

――犬用ウェアや靴などの防寒具を着用させるべきでしょうか?

白山先生:
「寒さに弱い犬やシングルコートの犬などは、必要に応じてウェアや靴を活用するとよいと思います」

寒暖差で体調を崩さないためには?

毛布にくるまるくぅくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――冬の散歩で気をつけるべき寒暖差対策があれば教えてください。

白山先生:
「散歩に行く前に、玄関先などで外気温に慣らすようにしましょう。また、いきなり走ると体に負担がかかるので、まずは歩いて体を慣らしてください。すでにお伝えしたとおり、比較的暖かい時間帯を選んだり、犬用の防寒具を利用したりといった工夫も大切です」

――散歩から帰ったあと犬が寒がっている場合、どのように対処すればよいですか?

白山先生:
「普段よりも室温を暖かくしたり、暖かく過ごせるスペースを用意したりしましょう。ただし、寒い場所から急に暖かい場所に移動するとヒートショックのリスクが高まります。帰宅後は愛犬の様子を見つつ、少しずつお部屋を暖めてあげるようにしてくださいね」
寒い冬でも、散歩には毎日連れて行ってあげるのがベスト。なるべく暖かい時間帯を選んだり、防寒具を着用させたりと工夫が必要です。ヒートショック対策にも気をつけつつ、冬の散歩を楽しんでくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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