1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 飼い方
  4. 遊び
  5. 犬と雪遊びをするときの注意点 しもやけにもなるの?

犬と暮らす

UP DATE

犬と雪遊びをするときの注意点 しもやけにもなるの?

雪が降る地域に住んでいる人は、愛犬との雪遊びが楽しみですよね。寒さに強いイメージのある犬ですが、雪遊びはどのように楽しめばよいのでしょうか?今回は犬との雪遊びの注意点について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。

どんな犬でも雪遊びを楽しめる?

雪が残る公園を散歩するにのくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――愛犬と雪遊びをするとき、どのようなことに気をつければよいでしょうか?また、雪遊びに向いていない犬種や犬の特徴があれば教えてください。

岡本先生:
「危険なものが落ちている可能性の少ない、自宅の敷地内や公園で遊ばせるのがベストです。雪遊びに向いていない犬種としては、寒がりなコが多い小型犬、特にチワワ、トイ・プードル、パピヨン、イタリアン・グレーハウンド、ポメラニアンなどが挙げられます。また、体温の下がりやすい子犬やシニア犬も雪遊びには不向きです」

――愛犬と雪遊びをするとき、どのような準備が必要ですか?

岡本先生:
「外に出ていきなり興奮しすぎないように、まずはベランダなどで雪を見せてあげるとよいかと思います。小型犬や寒がりなコ、毛が長いコの場合は、防水性のロンパースなどを着せてあげるとよいでしょう」

どのくらいの時間、雪遊びできる?

雪の中にたたずむラガーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――楽しくてつい長い時間遊ぶこともあるかと思います。犬の雪遊びは、どのくらいの時間にとどめるべきでしょうか?

岡本先生:
「気温のほか、脂肪や筋肉のつき方、年齢や犬種によって異なります。寒さに弱いコは防寒対策をしたうえで、5~10分ごとに休憩をとりましょう。遊んでいるときや休憩中に体が震えているようなら、すぐに帰って体を温めてあげてください」

――犬と雪遊びをしたあとは、どのようなアフターケアをすればよいでしょうか?

岡本先生:
「体が冷えないよう、すぐに体を乾かしてあげてください」

犬はしもやけにならないの?

雪の残る高原を散歩するツナマヨちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――犬は寒さに強いイメージがありますが、人のようにしもやけを起こすことはないのでしょうか?

岡本先生:
「犬の肉球はしもやけや凍傷を起こしにくい構造をしています。とはいえ、絶対にならないわけではありません。雪遊びの休憩時間に、肉球に異変がないかチェックしてあげましょう。肉球がやわらかい小型犬などの場合は、スノーブーツをはかせるとより安心かと思います」
寒さ対策をしっかりして、愛犬との雪遊びを楽しんでくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る