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5分でできる!お家で簡単!愛犬の健康をセルフチェック!

獣医師は、ふだん診療の触診で犬の体に触れることで、異常がないか確認をしています。そんな獣医師の触診にならい、お家で愛犬の健康をセルフチェックしてみませんか?今回はセルフチェックの方法などについて、獣医師の南直秀先生に解説していただきました。

スキンシップで病気を早期発見

トイ・プードルのももちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
獣医師の先生が触診するように、手で直接愛犬に触れることで、皮膚の状態や体温など、目で見るよりも多くの情報を得られます。そうすることで、細かい異変にも気づきやすくなり、病気やケガの早期発見にも役立つでしょう。
スキンシップのついでに毎日続ければ、愛犬との絆も強まるかもしれません。

セルフチェックはどんなふうにやるといいの?

小型犬の天くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
①スキンシップ中に全身チェック
飼い主さんが身構えてしまうと、愛犬にも緊張が伝わり、嫌がられることも。愛犬がリラックスしているときに、スキンシップのついでにやるくらいの心構えで行いましょう。
初めは、全身をやさしくなでるだけにとどめて、愛犬が落ち着いた状態になってからスタートするとよいでしょう。

②毎日同じ順番で
愛犬がリラックスしている状態で行えるように、まずは顔まわり、そのあとは顔から近い場所と順番にチェックしましょう。
おすすめの順番は、顔まわり(目・耳・鼻・口)→前足→おなか→後ろ足・お尻→おやつを与えて終わりです。
愛犬に嫌がられないことが最優先のため、やりやすい場所からでOKですが、毎日決まった順番で行うことで、見落としの防止になります。

③同じ場所でやる
色の変化をチェックするとき、自然光と蛍光灯の下では、反射光が変わり違う色に見えることがあります。そのため、セルフチェックを行うときは、なるべく同じ場所で、同じ光源を用いて行うと細かな色の変化も見逃しにくくなるでしょう。

セルフチェックをするときにあると便利なもの

チワワのアンヌちゃんたち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

スマホとメモ帳

チェックするときに、愛犬の写真をスマホで撮影しておくと、違和感があるときに見比べることができます。
気づいたことは日付とともにメモ帳に書き留め、動物病院に持っていくと獣医師にも伝えやすくなるでしょう。

1ランク上を目指すなら

聴診器

心臓や肺の疾患など、持病がある犬の場合は、聴診器の使用もおすすめです。プロ用のものではなく、手に入りやすい価格のものでOK。セルフチェックのときに、心音や呼吸音に雑音がないか確認するといいでしょう。

獣医師用の教科書

最近は通販などでも、獣医師用教科書を手に入れることができるようです。
セルフチェックをより完璧にやりたいという方や、愛犬の体のことを本格的に学びたいという飼い主さんは、参考書として使用するといいかもしれません。
愛犬の全身を触り、異常や変化がないかを確認する「セルフチェック」は、毎日続けることが大切です。慣れると5分もかからないので、今日から実践してみてくださいね!
お話を伺った先生/南直秀先生(東京動物医療センター副院長)
参考/「いぬのきもち」2023年11月号『愛犬の健康長寿は心と体の幸せがキメテ!PART2 愛犬の体を幸せにする♡ 獣医師直伝! おうちでセルフ健康チェック』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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