犬と暮らす
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幸せなことだけど……飼い主さんが告白する「思っていた以上に大変なこと」
「ペットショップで運命のコに出会ってしまった」
「知人から譲り受けることになった」
「保護犬を家族に迎えることになった」
など、家族に犬が仲間入りすることで、期待が膨らむこともあるはず。でも、楽しいことばかりではないのです。
いぬのきもちweb編集室が飼い主さん367名にアンケート調査をしたところ、「犬を飼うことは思っていたよりも大変」と回答した人が、約7割も!
これから犬を飼おうと思っている人には、喜びもいっぱいあるけれど、同時に大変なこともたくさんあると、飼う前に知ってほしい!
この記事では、経験者の声をもとに「なにがとくに大変だったか」を紹介していきます。
①ゴハンの問題
・「ゴハンの好みがうるさいので、何度も種類を変えなければ食べないこと」
・「子犬のころから、総合栄養食を与えていたのに、体に合わなくていろいろ変えたこと」
・「3匹いるけど、ゴハンを食べないコが2匹いるので、食べさせるのに苦労している。ワンちゃんって、ガツガツ食べるイメージがあったので」
ゴハンは毎日のことなので、なにか問題があると大変に感じてしまうよう。
②トイレの問題
・「トイレトレーニング。一進一退な感じ」
・「家でトイレをしないコなので、体調がすぐれないときでも、夜中に何度も散歩に連れていかないといけない」
家でトイレができるように、最初にしつけておくことが重要そうですね。
③トイレ以外のしつけ、日々のお世話も大変
・「毎日なにがあろうと散歩に行かないといけない。しつけがうまくいかない」
・「無駄吠えする。鳴き声が大きいのでうるさい」
・「子ども以上に子どもみたいなところ」
・「しつけは、もっと簡単に教えられると思っていた」
・「言葉を話さないので、異変に気付くのが難しいのと、季節の変わり目の留守番時の温度設定が大変で困る!」
・「初めて飼いましたが、噛む、鳴く、とやんちゃぶりが想像以上。『飼わなかったらよかった』と何度も思いましたが、いまでは忠犬で賢く、癒されます。3才で落ち着いてきた。いまでは、飼って良かったと思ってる」
また、やんちゃなワンちゃんの場合、おとなしいコよりもお世話やしつけが苦労する傾向がありそう。
④病気になったときのこと
・「老犬になったときの介護が大変」
・「病気になったとき、言葉がしゃべれないので、どうしたらよいのかわからなかった」
・「13才以降の愛犬の老化。呼吸が苦しくなり、肺炎を多発。内臓が弱り、多飲多尿。がんになり、老いた体にオペができなかった」
・「椎間板ヘルニアになり大手術。またヘルニアを再発してしまい不安ですが、犬の病院代金や手術費用などは考えてなかった」
・「言葉は話せないので、体調が悪いときにも我慢していると思う。どこまで理解してあげられているか……難しい」
⑤出費がすごい!
・「思ったよりも必要なものがあった」
・「2頭居るので、なにに関しても2倍お金がかかる」
・「毎年する狂犬病やワクチン、フィラリアの薬、暖かい時期にするノミなどの薬。それと、年齢的に定期的にしてもらう健康診断などにお金が結構かかるな〜と思う。でも、かわいい子どものためなので頑張ります(^o^)v」
⑥犬のことを優先しすぎになる傾向に……
・「ペットホテルに預けて旅行に行けると思っていたが、かわいそうで預けられないので旅行に行けない。留守番させている間も心配でゆっくり外出できない」
・「かわいすぎて、自分以外の人に任せることができず、外泊を伴う旅行に行けない(15年間で一泊しかしていない)」
・「ひとりでゆっくりする時間がない。寂しがっているのでは、とゆっくり外出できない。でも、居てくれるだけでそれ以上の幸せをもらっている」
・「犬同伴可のお店(食事)が少ない。なので、必然的に家族での外食が減ったこと」
それぞれみんな個性があって性格も違うので、マニュアルどおりにいかないことを飼い主さんは理解しておきたいですね。
大変なこともあるけれど、犬との生活は楽しい! それも、飼ってみて実感すると思います。
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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