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【調査】犬を飼い始めて「飼い主さん自身生活が変わった」と答えた人は9割以上!「犬飼いのリアル」を聞いてみた

犬を飼い始めてから、これまでの自分の暮らしが変わったという飼い主さんはどれほどいるのでしょうか?

【調査】犬を飼い始めて、飼い主さん自身生活が変わった?

犬を飼い始めて、飼い主さん自身生活が変わりましたか?
※2024年9月実施「いぬのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 399人)
「犬の飼い主あるある」に関するアンケート(いぬのきもちWEB MAGAZINE)
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん399名に「犬を飼い始めて、飼い主さん自身生活が変わったか」というアンケート調査を実施。その結果、飼い主さんの98%が「変わった」と回答する結果になりました。

【体験談】犬を飼い始めて「自身の生活が変わった」という飼い主さんの声

散歩するジャック・ラッセル・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
では、実際に犬を飼い始めてどのように生活が変わったのでしょうか? 飼い主さんたちから寄せられた回答の一部を紹介します。

生活リズムが変わった、充実した生活になった

  • 「早起きするようになった。出掛けててもゴハンの時間に合わせて早く帰ったり、生活リズムが変わった」

  • 「休日でも規則正しい生活に変わった」

  • 「毎日、早起きして運動するようになった。何より、生活が充実した」

  • 「生活というよりも気持ち的に変わった。楽しくなったし、早く帰って来ようって思えるようになった」

  • 「毎日幸せで笑顔が絶えない」

  • 「昼まで寝ていたのが早起きになり、いつも車移動で近所を歩くことなど皆無だったのが、散歩をするようになり知り合いが増えました」

生活習慣や、仕事に対する考え方が変わった

  • 「①タバコをやめて、浮いたお金で犬のおもちゃなどを買っている。②散歩の時間を作るために早起きをするようになった。③夜は唯一愛犬と寄り添って過ごせる時間なので、お酒をやめた。④ずっと犬と楽しく遊べるように、ジムで定期的に運動をするようになった」

  • 「飲み歩くのが大好き、残業も積極的にするタイプでした。今は愛犬との時間を確保するため、残業も飲み会もほぼない職場へ転職しました。そのおかげで心に余裕が持てて私自身も健康的に過ごせているので、きっかけを作ってくれた愛犬には感謝してます!」

  • 「できる限り仕事が終わったら早く帰る。残業にならないようがんばる。朝は以前より30分早く起きてお世話」

  • 「在宅勤務なのですが、世話のためにきちんと一定時間には仕事を切り上げる(休憩する)ようになり、また少し早起きにもなりました」

  • 「早起きするようになったのと、お酒を飲まなくなった。お迎えしてすぐから体調を崩すことが多く、病院通いが頻繁で、昼間はもちろん何度も夜間救急のお世話になったりと、車の運転をする可能性があったため、飲んでいる場合ではなかった。お留守番が多いこともあり、保育園に入れているので保育園のお迎えが来る1時間前にはゴハンを食べさせるよう言われているので、早起きになった。今はすっかり元気になり、楽しく元気に保育園に通っています」

愛犬と出かけるようになった

  • 「犬連れでお出かけや、トレーニングに行ったり、犬友もたくさんできて、よく歩くようになった」

  • 「休みの日でも出かけることがなかったけれど、休みのたびにドッグラン、ドッグカフェ、海に行ったり、山に行ったり、キャンプに行ったりするようになった」

  • 「外出する機会が増えて、知らない道へ行ったり冒険するようになった」

  • 「犬がいないと引きこもりがちだったのが、犬の散歩やおやつ調達などなど、犬を飼ってからよく外に出るようになりました」

健康的になった、精神面がよくなった

  • 「外食しなくなって健康になってきた」

  • 「健康的になった。1日3回散歩しないといけないので規則正しい生活を送っています」

  • 「毎日の散歩等、活動量が多くなり体重が減り筋肉量が増え、たくさん歩けるようになった。犬とのお出かけでストレスも発散され、気持ちが明るくなった」

  • 「生活の中心が愛犬たち。心がとても穏やかになり、このコたちのために自分も健康でなければと思うようなりました」

  • 「明るくなり、人との会話が増えました」

  • 「腰痛持ちだったため歩くのが辛かったのですが、家のコを飼い始めて毎日散歩に行くようになり、腰痛は改善され、家族間の会話も笑顔も増えました」

旅行や外食に行かなくなった

  • 「ふらりと旅行に行くことも飲みに行くことも減って、家にいる時間が長くなった」

  • 「気軽に旅行に行けなくなった」

  • 「家にいる時間が増えた」

  • 「温泉旅行によく行っていたけど、ワンコが場所見知りでお家大好きなので旅行に行かなくなった」

  • 「旅行に行くこともなくなり、外出してもすぐ帰るようになりました。犬が中心の生活環境になりました」

家族の関係性がよくなった

  • 「犬を介して家族の会話が増えた」

  • 「家族が集まったり、会話をする時間が増えた」

  • 「コロナ禍の緊急事態宣言の最中、完全テレワークとなりまったく外出しなくなった私の運動不足を心配した当時小学生の息子が、『ママ、犬を飼って僕と一緒にお散歩しよう!』と。宣言どおり、登校前の早朝と帰宅後に毎日一緒にお散歩をし、運動不足解消はもちろんですが、これまで以上に思春期の息子と本当にたくさん話をする貴重な時間になりました。犬を飼ったことで、親子の関係がより良好になり、良いことしかないです!」

  • 「妻のご機嫌が良くなった。夫婦仲が良くなった。会話が増えた」

  • 「朝散歩、夜散歩の規則正しい時間の生活になり、夫婦喧嘩をすると愛犬がしょんぼりするので、喧嘩をすることがなくなった。また、夫婦で愛犬の話をするので、夫婦間の会話が増えた」

自分の時間がなくなった、自分のことよりも愛犬のことを優先するようになった

  • 「老犬介護が始まり自分の時間がなくなった」

  • 「毎日が忙しく、ゆっくりできなくなった。でも、散歩をするようなり、出かける場所が変わって楽しいです」

  • 「生活が犬中心になって、自分のことを後回しにしたり心配なことが非常に増えた」

  • 「とにかく全てが犬ファーストになった。自分のことよりも犬のことを最初に考えるように。大切なものを噛んで壊されても、壊したことに対しては怒りをおぼえず、かけらなどを飲み込んでないかどうかを気にするようになった」

  • 「犬中心の生活になり散歩の時間や回数で仕事をコントロールしています。持病もありいろいろ大変ですが、彼が家族の一員になりそれ以上の幸せをもらっていると思うと、奉仕の気持ちしかありません」

ほかにもこんな声が

  • 「命の大切さがどれだけ大切かがさらにわかった」

  • 「共働きだったけど、愛犬を看取るまで仕事復帰しないことにした」

  • 「誤食が怖いのでちょっとした小さなゴミに敏感になった。また、生活パターンが全て犬中心になった!」

  • 「育てることが本当に大変でノイローゼ気味になっています」

  • 「すべてにおいて、わんこ中心の生活になった。家のフローリングは滑らないように、わんこ用のフロアカーペットを敷いた」

  • 「部屋のレイアウトや家具を犬目線に安全かどうか確認したり、不要なテーブルなど破棄して遊ぶスペースなどを作った。お香や香水、洗剤など犬の鼻などに悪影響となりそうなものはすべて使わなくなりました。スマホやパソコンのフォルダが愛犬との日々だらけになった」

【体験談】犬を飼い始めても「自身の生活は変わらない」という飼い主さんの声も

見つめるチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
一方で、犬を飼い始めても以前の生活と変わらないという飼い主さんの声も。
  • 「生まれてからずっとワンコが常にいるから変わらない」

  • 「小型犬のため家の中で走り回っているため散歩の回数も少なく、私自身は変わらない」

  • 「いつもどおりに仕事して、ワンちゃんに少し癒されて、また仕事をするということを続けている」

  • 「30年近く娘といえるコたちといるので、いるのが普通になっています。仕事のときは、なるべく早く帰る。遅くなったりしたときには、買い物の予定があっても中止する。一度外出したらその日は外出しない、などなど……。娘たち優先で生活しています。あとは、毎日何回も『好き』『大好き』など言っています」

【獣医師解説】犬を飼うと、飼い主さんの生活はどう変わる? 犬と暮らすための心構えとは

ヘソ天する柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬を飼い始めると、飼い主さん自身どのような生活が始まると考えておくとよいのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生が解説します。

犬との暮らしが飼い主さんにもたらすものとは?

原先生:
「犬はいい意味で、人間社会の決まりには縛られていません。そんな犬と暮らすことになるので、飼い主さんにとっては生活リズムや習慣がより自然に、規則正しい方向に変わっていく傾向があるのではないかと思います。

その一方で、犬と一緒に暮らしていくためには、飼い主さんはどうしても時間やお金を割いていく必要があります。そういった意味では、飼い主さんの人生の自由度が少し減ると言えるでしょう。また、長期での旅行などもしづらくなるかと思います」

犬をお迎えしてから「こんなはずでは」とならないような心構えを

原先生:
「これから犬を家族に迎えたいと考えている人もいることでしょう。犬と暮らす生活はとても素晴らしいものだと自信を持って言えます。

ただ、ひとつの命を迎え入れるというのは、思っている以上に大変なことでもあります。実際に犬をお迎えする前に、家族全員で『どのくらいの時間と労力、お金がかかることになるのか』の大変な部分をしっかりと話し合いましょう。

愛犬を生涯にわたりお世話することができるのかどうかを考えたうえで、迎え入れるようにするといいと思います」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
いぬのきもちWEB MAGAZINE『「犬の飼い主あるある」に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年2月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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