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ずっと健康で長生きしてほしいから。愛犬の病院嫌いを克服しよう

愛犬が動物病院で感じるストレスは、健康維持のためにも克服すべき「いいストレス」の一つです。今回は、愛犬の動物病院に対する苦手意識を克服する方法や、注意点をご紹介します。動物病院のことを好きになってもらえれば、きっと今より生活が楽しくなるはずですよ!

乗り越えれば生活がより楽しくなるストレスがあるんです!

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犬はさまざまな場面でストレスを感じます。そのストレスの中には、犬にとって負担の大きい「悪いストレス」と、飼い主さんと一緒に乗り越えることでより楽しい生活になる「いいストレス」があるのをご存知でしょうか。

この「いいストレス」の1つに、動物病院で感じるストレスがあります。動物病院は、愛犬の体調不良時のみならず、健康診断やワクチン接種など、さまざまな場面でお世話になる場所。愛犬の健康維持を考えると「嫌がるから」といって、連れて行かないわけにはいきませんよね。そこで、動物病院で犬が感じるストレスを克服する方法についてご紹介します。

動物病院でのストレス克服法

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①動物病院の前でおやつをあげてみよう!

まずは動物病院の前まで連れて行きましょう。動物病院の前に着いたら、すぐには中に入らず、入り口の前でおやつを与えます。もし食べなかったら、その日は中に入らずに引き返しましょう。食べた場合でも、数回はこの段階で帰るのがポイント。そして普段と様子が変わらなければ中に入り、次のステップへと進みます。

②先生や病院スタッフからおやつを与えてもらおう!

動物病院内に入ったら、次のステップです。動物病院のスタッフや先生、待合室にいる他の飼い主さんにも協力してもらい、愛犬におやつを与えてもらいましょう。その過程を通じて「動物病院=いいことがある場所」と印象づけます。スタッフを見ると嬉しそうにするくらいまで繰り返すのが大切です。

③診察台の上でもおやつを与えてみよう!

動物病院の中でも、診察台の上は犬にとって非常にストレスを感じやすい場所。最後のステップは、先生に了解を取ったうえで、おやつを与えながら診察をしてもらい、「診察台の上=おやつがもらえる場所」と好印象を与えるようにしましょう。

動物病院克服中の注意点とポイント

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過剰な大丈夫はかえって愛犬を不安にさせるかも?

愛犬を安心させようと必要以上に「大丈夫よ」などと声をかけてしまうと、愛犬はそれを「大丈夫と言われる場所=嫌な場所」と覚えてしまうことがあります。その結果、「大丈夫」と言われるたびに不安を感じるようになる可能性もあるため、過剰な声掛けには注意しながら、そっと体を触ってあげる程度にとどめておきましょう。

飼い主さんがいない状態にも慣れさせて!

動物病院のルールや診察の内容、検査によっては、飼い主さんがそばについていられないこともあります。そのため、日ごろから他の人に愛犬を預けて、おやつを与えてもらったり遊んでもらったりしましょう。飼い主さんがそばにいなくても信じて待っていられるよう、普段から練習しておくのも大切です。
動物病院で感じるストレスは、犬にとって克服すべき『必要なストレス』の1つ。ぜひ今回ご紹介した方法を実践して、愛犬の健やかな成長に役立ててくださいね!
参考/「いぬのきもち」2017年9月号『乗り越えればHAPPYになるストレスもある!犬にいいストレス・悪いストレス』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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