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飼い主さんの帰宅に“しっぽだけ”で感情表現する犬の心理とは? 獣医師が解説!
“しっぽだけ”で感情表現する愛犬。

写真は@tamayun54さんがX(旧Twitter)に投稿した動画のひとコマ。写っているのは愛犬のおとくん(取材時7才/チワワ)です。
動画には横になった状態のまま飼い主さんを見つめ、しっぽを小刻みに振るおとくんの姿が。当時の状況について伺うと、飼い主さんはこう教えてくれました。
飼い主さん:
「動画は私が外出先から帰ってきたときに撮影したものです。おとは疲れていたのか爆睡していたようで、私が帰宅しても起き上がらず、しっぽだけ振って見つめてきました(笑)」
動画には横になった状態のまま飼い主さんを見つめ、しっぽを小刻みに振るおとくんの姿が。当時の状況について伺うと、飼い主さんはこう教えてくれました。
飼い主さん:
「動画は私が外出先から帰ってきたときに撮影したものです。おとは疲れていたのか爆睡していたようで、私が帰宅しても起き上がらず、しっぽだけ振って見つめてきました(笑)」
飼い主さんは1分間ほど見つめられていた!?

Xに投稿された動画は短いものの、実際は1分くらいこの状態が続いたという飼い主さん。
飼い主さん:
「あまりにもしっぽ以外動かないので、一瞬具合が悪いのかと思ってしまいました(笑)」
愛犬思いな飼い主さんは、少しだけ“心配”になってしまったようです。
飼い主さん:
「あまりにもしっぽ以外動かないので、一瞬具合が悪いのかと思ってしまいました(笑)」
愛犬思いな飼い主さんは、少しだけ“心配”になってしまったようです。
このときのおとくんの様子はSNSで話題に!

そんな飼い主さんの帰宅に“しっぽだけ”で感情表現するおとくんの様子は、Xに投稿されると約1.9万件もの「いいね」が集まるなど話題に(2024年11月13日時点)。
コメント欄には《しっぽもげそうですね〜》《かわいいしっぽ》《これでじゅーぶんだよ!》といった声も寄せられていました。
コメント欄には《しっぽもげそうですね〜》《かわいいしっぽ》《これでじゅーぶんだよ!》といった声も寄せられていました。
感情を全て尻尾に任せた犬 pic.twitter.com/ITPVVCA0mi
— たまゆん (@tamayun54) September 27, 2024
【獣医師解説】飼い主さんの帰宅に“しっぽだけ”で感情表現する犬の心理とは

ここからは、飼い主さんの帰宅に“しっぽだけ”で感情表現する犬の心理について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生にお話を伺います。
――チワワのおとくんは、飼い主さんが帰宅した際に寝転がりながらしっぽだけ振って見つめてきたそうです。この光景から読み取れる、犬の心理について教えてください。
山口先生:
「緩やかにしっぽを振っているので、喜びをあらわしているのではないでしょうか。見つめている様子からも、飼い主さんが帰ってきてうれしい気持ちがあるのでしょう」
――こういった行動をとりやすい犬の特徴などがあれば教えてください。
山口先生:
「飼い主さんと信頼関係がある場合、犬は見つめるでしょう。はしゃいで歓迎する犬もいますが、寝たままなど姿勢を変えずに歓迎する犬は、穏やか、マイペースといった性格の傾向があるほか、シニア犬に見られやすい行動ともいえますね」
――チワワのおとくんは、飼い主さんが帰宅した際に寝転がりながらしっぽだけ振って見つめてきたそうです。この光景から読み取れる、犬の心理について教えてください。
山口先生:
「緩やかにしっぽを振っているので、喜びをあらわしているのではないでしょうか。見つめている様子からも、飼い主さんが帰ってきてうれしい気持ちがあるのでしょう」
――こういった行動をとりやすい犬の特徴などがあれば教えてください。
山口先生:
「飼い主さんと信頼関係がある場合、犬は見つめるでしょう。はしゃいで歓迎する犬もいますが、寝たままなど姿勢を変えずに歓迎する犬は、穏やか、マイペースといった性格の傾向があるほか、シニア犬に見られやすい行動ともいえますね」
今回のおとくんの行動には、信頼している飼い主さんの帰宅に対する喜びの気持ちが、込められていたのかもしれませんね。
写真提供・取材協力/@tamayun54さん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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