1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 健康管理・健康診断
  5. 愛犬の健康寿命に!実践したい「食のコツ」5選

犬と暮らす

UP DATE

愛犬の健康寿命に!実践したい「食のコツ」5選

ゴハンや水など、口から体に入るものすべてが、愛犬の体をつくります。若いころから積み重ねた食生活は、シニア犬になってから体に影響を及ぼすため、日ごろから食事内容や方法に気を遣い、愛犬が長く元気で過ごせるよう配慮してあげることが大切です。

そこで今回は、愛犬の健康寿命を延ばすためにできる「食のコツ」を、獣医師の藤本聖香先生と若山正之先生に伺いました。

よく噛んで食べる工夫をする

トイ・プードルのハービーくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「唾液は、口腔内の消毒液です。よく噛んで食べるとあごが鍛えられるだけでなく、唾液の分泌量が増えて歯周病予防にもなります。しっかり噛んで食べてもらうには、早食い防止用の食器でゴハンを与えたり、口内トラブルがなければたまに粒が大きく割れにくいフードを与えたりするといいでしょう」(若山先生)

手作り食を与えるのならプロに助言をしてもらう

柴のりくくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「手作り食を愛犬に与える場合は、栄養に関する深い知識をもっていることが不可欠です。手作り食を実践するのなら、栄養バランスに問題がないかをペット栄養管理士などのプロに相談し、助言してもらいましょう」(藤本先生)

年齢や体型に合ったカロリーを与える

トイ・プードルのれんくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「フードのパッケージには、体重が目安の供給量が記載されていますが、年齢、体型、活動量、去勢・避妊手術の有無などで必要なエネルギー量は異なります。愛犬の情報を入力するだけで、必要なフードの量が計算できるウェブサイトもあるので、そういったサイトを活用するのもひとつの方法です」(藤本先生)

おやつはなるべく小袋で買う

Mix(小型犬)のチョコちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「日本は湿度が高いので、フードを適切な方法で管理しないと、食感が落ちたり傷んだりすることがあります。そのため、愛犬に与えるフードやおやつはなるべく小袋タイプのものを選び、早めに食べきれる量だけを購入するのがおすすめです」(若山先生)

ゴハンは散歩後におなかをすかせてから

ボーダー・コリーのきくくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「食後すぐに散歩などの運動をすると、胃が捻じれて胃拡張や胃捻転(いねんてん)を起こすリスクがあります。とくに、ゴールデン・レトリーバーなど胸の深い犬種は要注意なので、ゴハンは散歩でしっかりとお腹をすかせてから与えましょう」(藤本先生)
犬の平均寿命が延びてきた昨今、愛犬に健康のまま長生きしてもらうためにも、「食」について見直してみてはいかがでしょうか。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師 「Canine Relationz」主宰)、若山正之先生(若山動物病院院長)
参考/「いぬのきもち」2025年3月号『20才を目指して キホンから“ちょっと意外”なものまで獣医師に聞きました! 愛犬の健康寿命にいいこと』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る