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温暖化や長雨が犬の不調の原因に? 春に気を付けたい4つの病気
そこで今回は、熱中症や花粉症など春に起こりやすい病気について、獣医学修士の齊藤邦史先生に伺いました。
温暖化が招く犬の病気
熱中症
熱中症を予防するためには、気温が高くなりそうな日は春でもエアコンや冷却グッズを使用する、飲み水は部屋の数カ所に用意する、日中の暑い時間帯には散歩へ行かないなどの対策をしましょう。
花粉症
日頃の花粉症対策としては、散歩後は家に入る前にペット用のお手入れシートなどで犬の体を拭く、外出時は花粉が付きにくい素材の服を着る、定期的にシャンプーをして体に付着した花粉を洗い流すなどの方法をとりましょう。
豪雨や長雨が原因で起こりやすい病気
犬レプトスピラ感染症
犬レプトスピラ感染症を発症すると、発熱やおう吐、下痢のほか、腎臓や肝臓に悪影響を及ぼすことがあります。また、人にもうつる病気なので注意が必要です。
犬レプトスピラ感染症に感染しないためには、犬レプトスピラ感染症を含む種類の混合ワクチンを接種する、大雨のあとは地面が乾くまで出歩かない、水たまりの中を歩いたらぬるま湯で足を洗ってよく乾かすなどの対策をするといいでしょう。
外耳炎
外耳炎を予防するためには、耳が汚れていたら見える範囲だけコットンで拭いてあげるといいでしょう。また、耳アカが大量に出ていたり異臭がしたりするようなら、すぐに動物病院を受診してください。
参考/「いぬのきもち」2025年4月号『この時季ならではの理由があった! 春だから気をつけたい 犬の不調・病気』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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