犬と暮らす
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犬が「調子が悪い」ときに見せるサイン 様子見が危険な緊急性が高いものも|獣医師解説
具体的に、どのような様子が見られると体調が悪いサインなのか、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
犬が調子が悪いときに見せるサインは?
・食欲が低下している
・元気がない
・いつも喜んでしていること(遊ぶ、お散歩など)をしたがらない
・寝てばかりいる
・呼吸の仕方がいつもと違う
たとえば、食欲が低下している場合は消化器など内臓の不調かもしれません。食欲はあるけれど運動を嫌がる場合は、足腰の痛みなどの可能性も考えられるでしょう。
犬の不調のサインで緊急性が高いものは?
・動くことができない、ぐったりしている
・ずっとパンティング呼吸をしていたり、お腹をぺこぺこさせながら呼吸している
いずれの状態も、様子を見て落ち着くことは期待できない状態ですし、犬自身がかなりつらい思いをしています。早急に治療が必要な病気の可能性があるので、速やかに動物病院を受診したほうがよいでしょう。
愛犬の不調のサインに気づくために、飼い主さんが心がけたいことは?
愛犬の様子を詳しく観察し、「食事は何をどのくらい食べているのか」「お水はどれくらい飲んでいるのか」「ウンチやオシッコの色や量、ニオイはどうか」なども知っておくとよいでしょう。
また、愛犬が大好きなおやつを常備しておくと、食欲を確認する目安になります。お気に入りのおもちゃを把握しておき、いつもと同じように遊ぶ様子が見られるかどうか確認するのもよいでしょう。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年4月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
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