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犬の「横座り」に注意! かわいいけど病気の可能性も…見分け方とは?

横座りする柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
犬が座るときに、後ろ足を横に崩して座ることがありますよね。飼い主さんのあいだでは、「セクシーポーズ」や「オッサン座り」というように、愛犬のかわいいしぐさとして認識している人も多いのではないかと思います。

しかし、そのコのクセでたまに横座りをするのならいいのですが、頻繁にするようなら病気の可能性もあるのだそう。

病気が疑われる横座りには、見分け方があります!

毎回同じ方向に傾くなら、関節の病気のサインかも

横座りする柴犬
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
横座りをするときに、たまにしかしなかったり、左右どちらにも足を崩す場合には、その犬のクセの可能性が高いでしょう。

しかし、必ず同じ方向に傾いたり、座るときに毎回横座りになるのなら、病気の疑いがあります。

股関節形成不全や膝蓋骨脱臼の可能性も

横座りをする理由には「楽だから」というのがありますが、楽に感じている理由は、以下の病気の場合があります。

・股関節のはまりがゆるい「股関節形成不全」

・ひざのお皿がずれて起こる「膝蓋骨脱臼」



これらの病気のときにも、横座りが見られることがあるのです。とくにいつも同じ方向に横座りをするようなら、獣医師に相談しましょう。

愛犬の横座りの理由が「膝蓋骨脱臼」だった飼い主さんの体験談

横座りするビーグル
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
ここで、実際に愛犬の横座りの理由が「膝蓋骨脱臼」にあったという飼い主さんの話を紹介します。
「愛犬が1才くらいのころ、横座りに。専門の動物病院でエックス線検査をしたところ、ステージ3の膝蓋骨脱臼でした。手術をして以降は横座りをしなくなりました」

(滋賀県 和田陽子さん カイトくん/オス・4才・4.0kg・チワワ・甘えん坊)

膝蓋骨脱臼は、ステージによっては手術をする場合もあります。悪化しないうちに、飼い主さんは異変に気づいてあげたいですね!

座るトイ・プードル
まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より
クセと病気は紙一重。かわいい横座りだけれど、じつは病気が原因でその座り方になっていないか、飼い主さんは日頃から愛犬の様子をチェックしましょう。

毎回同じ方向に横座りをするようなら、獣医師に一度診てもらうと安心です!

参考/「いぬのきもち」2018年5月号『かわいいと思っていた愛犬のしぐさ…じつは病気のことも! そのしぐさはクセ? それとも病気?』
(監修:東京都大田区「ドン・ペット・クリニック」院長 重田洋一先生)
文/sorami
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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