犬と暮らす
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知ってた?愛犬が確実にイイコになる「3種の神器」があった!
ただほめればいいだけじゃなかった! 確実にイイコになる“ほめテク3点セット”って…?
「○○ちゃんはいいこだね~」とほめ言葉をかけたり、おやつのジャーキーを与えたり、ワシャワシャと全身をなでたり…。
誰かに教わったわけではなく、ただなんとなくほめている飼い主さんが多いのではないでしょうか?
じつは、「正しいほめ方」があるんです! そのコツは、“ほめテク3点セット”。
3点セットって何のことでしょうか…?
ほめ方は1つじゃダメ! 「イイコ・ごほうび・なでなで」の3点セットで!
②「ごほうび」は、ドライフードや犬用のおやつなどの食べ物をごほうびとして与えること。
③「なでなで」は、愛犬の体をやさしくなでること。
この3つを同時に行うのが正しいほめ方なのです!
たとえば、飼い主さんが愛犬に「オスワリ」と指示を出し、愛犬が座ったらすぐ「イイコ」とほめ、ごほうびを与えながらなでるくらいの早さが目安。
「こんなに早いの!?」と思うかもしれませんが、遅れてほめると犬は何に対してほめられたのかわからなくなってしまうので、成功した「直後」がポイントなのです。
3点セットは、いつでも、どこでも、ごほうびがなくてもほめられる最強テク!
飼い主さんが必ずごほうびを持っているとは限りませんよね。
ふだんから“3点セット”でほめていると、「イイコ」「なでなで」だけでほめても、愛犬は「飼ほめられた♪」と理解します。
また、「ごほうび」だけが少し遅れてしまっても、何に対してほめられたのかきちんと分かってくれるようになります。
ほめる言葉は「イイコ」「Good」など短めに
いつも以上にほめたいときは、楽しそうな声で「イイコ⤴⤴(^^)」と言うなど、抑揚をつけると愛犬に気持ちが伝わりやすくなりますよ!
ごほうびは「ペロッゴクッ」とひと口で飲み込めるサイズに
ごほうびの食べ物は、犬が「何か食べ物がもらえた!」「おいしい味がしたなぁ~」と思うくらいの大きさで。
人の小指の爪の先ほどで、「ペロッゴクッ」と食べられる量がいいですね。
それに、一度にたくさんのごほうびを与えるよりも、たくさんほめて何度もごほうびを与えたほうが、愛犬の満足度もアップするんですよ!
食材は、ふだんのフードでも充分ですが、犬用ジャーキー、犬用チーズ、ゆでたささ身などでもOK。
ボーロやクッキーなどカロリーが高いものは、与えすぎないように注意しましょう!
気をつけたいのは、与えるときにごほうびを愛犬に見せないこと。
ごほうびを見せずに指示をしたほうが、ごほうびがないときでも愛犬が指示を聞いてくれるようになります。
頭はなでない! 口元や首、胸をサラッとなでる
頭の上に手がくると怖がる犬もいるので、頭はなでないで。
ワシャワシャと勢いよくなでたほうが喜ぶと思う飼い主さんもいるかもしれませんが、興奮させ過ぎてしまうことも!
とくにしつけの練習の際は、興奮させ過ぎると練習がストップしてしまうので気をつけましょう。
愛犬が「なでられるのって気持ちいい♡」と思うくらいのソフトタッチでなでましょう。
すぐほめられるように、ごほうびのおやつは腰のポーチに入れるのがオススメ!
そんなときは、ごほうびをポーチに入れて腰あたりに準備しておくとスムーズ。
手を入れやすい大きさのポーチを後ろ側につけておくと、前かがみになっても取り出しやすく、愛犬に飛びつかれてうばい取られるのも防げます。
容器から直接取り出すよりも、手が塞がらないのでスッと出すことができますよ!
正しいやり方でほめると、飼い主さんの気持ちもしっかり伝わります。
ぜひマスターして、ほめ上手な飼い主さんになってくださいね☆
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『ごほうび与え方ガイド』(監修:戸田美由紀先生)
文/UTAにゃん
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