犬と暮らす
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【画像付き】小型犬でも警察犬になれる?警察犬に向いている犬種とは?
そもそも警察犬とは?
警察犬の仕事としては、人の残した臭いを元に犯人や犯人の遺留品、行方不明者を捜索する「足跡追及活動」、犯人の遺留物と容疑者の臭いを嗅ぎ分けて調べる「臭気選別活動」、迷子や行方不明者、遺留品などを捜索する「捜索活動」があります。
日本の警察犬には2種類ある
日本では1912年に警視庁がコリーとラブラドール・レトリーバーを採用したのが最初だといわれています。戦後、1952年に嘱託警察犬制度が、1956年には警視庁で本格的な直轄警察犬制度が発足しています。
日本の警察犬は7犬種
●エアデール・テリア
●ボクサー
●コリー
●ドーベルマン
●ゴールデン・レトリーバー
●ラブラドール・レトリーバー
●ジャーマン・シェパード・ドッグ
基本的に、直轄警察犬として採用されるのは上記7犬種。とはいえ、全都道府県の警察に直轄警察犬がいるわけではなく、直轄警察犬がいるのは24都道府県。日本にいる警察犬は、直轄・嘱託合わせて1351頭です(2014年末の数字)。
「嘱託警察犬」なら小型犬でもなれる!
これまで日本で嘱託警察犬になった犬種は、
●ミニチュア・シュナウザー
●ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
●チワワ
●柴
●トイ・プードル
●ミニチュア・ダックスフンド
がいます。
どの犬種もシェパードと同じような任務をこなすのではなく、小型犬は災害などの捜索救助活動に携わることが多いようです。
嘱託警察犬になるには、1~2年間の育成期間を経て、訓練を終え警察犬として認定されます。その間の訓練費用は飼い主さん持ち。もし嘱託警察犬に採用されても、1回の出動手当は7000円ほどだといわれていますから、ボランティア精神がなければなかなかやっていけないようです。
まとめ
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/コージー根本
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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