愛犬のストレス、原因は飼い主だった!?
犬は人に合わせて生活するなかで、飼い主さんが思う以上にストレスを感じています。人が気にならないことでも犬にとっては大きなストレスになり、場合によっては病気につながることも。今回は、人との生活で犬が感じやすいストレスとその対策を紹介します!
ストレス1:運動不足
発散するべきエネルギーが有り余ったまま、長時間クレートの中に閉じ込められるなどして遊びや散歩の量が不足すると、必要なエネルギーの発散ができず、犬はストレスを感じることがあります。とくに、体が大きく体力のあるジャーマン・シェパード・ドッグやラブラドール・レトリーバーなどの大型犬、活発なジャック・ラッセル・テリアやスコティッシュ・テリアなどのテリア系の犬種は注意が必要です。
飼い主さんが愛犬のエネルギーを発散させて!
運動不足にならないよう、愛犬の体力に合わせて、遊びや散歩の時間を増やしましょう。クレートなどのハウスに入ったらすぐに眠ってしまうほど疲れさせると満足しますよ!
ストレス2:長時間の留守番
愛犬を留守番させるとき、自由にさせてませんか? 窓やドアの近くだと物音が気になったり、かえってストレスになることも。
留守番させる時間に合わせた環境をつくって!
6時間以上など、長時間留守番させる場合、広めのスペースを用意。トイレとクレートの距離を充分にあけ、愛犬がいつでも水を飲めるようにしておくとストレスレスになります。
ストレス3:生活のリズムがワンパターンすぎる
たとえば、いつもと同じ時間、いつもと同じコースなどワンパターンの散歩では、しだいに刺激や楽しみがなくなり、愛犬にとってストレスになりかねません。なかには退屈して脳の老化につながる場合もあります。
散歩コースを毎日変えてみて!
毎日の散歩コースを少しずつ変えてみると、マンネリになりません。慣れた道以外を怖がる犬なら、曲がり角をひとつ変えることから始めましょう。
犬が感じているストレスは、飼い主さんは気づかないことも多いです。まずは今回紹介した3つのストレスのチェック&対策することから始めてみましょう!
参考/「いぬのきもち」『年代別 犬種別 ストレス解決法』(監修:「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生、代官山動物病院獣医師。獣医行動診療科認定医 藤井仁美先生)
文/melanie