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家の中にも危険が……愛犬のケガを予防する室内環境5つのコツとは

犬の生態や行動パターンは、人とは違うところがたくさんあります。飼い主さんはその違いを理解し、愛犬にとって安全で過ごしやすい生活環境を整えてあげることが大切です。今回は、愛犬のケガを予防する、安心で安全な室内環境を作る5つのポイントをご紹介します。

① ぶつかってもケガをしない丸いテーブルを選ぶ

エアデール
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ローテーブルの場合は、高さが犬の顔と同じくらいになることが多く、角にぶつかるとケガをする危険性があります。とくにフレンチ・ブルドッグやパグなどの短頭犬種は、目が出ている犬も多いため、注意しましょう。ローテーブルを選ぶ際は、角のない丸いものを選ぶと安心ですよ。

② 愛犬が階段を使うなら滑り止め+段の端にも目印を

柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
人が何気なくしている階段の上り下りも、犬にとっては全身を使う行為で、落下などの危険性もあります。小型犬や胴長短足の犬種の場合は、とくに体への負担が大きいため、階段を使う際は飼い主さんが抱っこをしてあげるのがベストです。

しかし、どうしても抱っこができないなど、やむを得ない場合は、階段に滑り止めを貼っておきましょう。また、それとあわせて階段の位置がわかるように、段の端に目印となるようなものをつけておくとさらに安心です。

③ 赤ちゃん用グッズを活用して安全対策を

トイプー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ホームセンターなどで購入できる、赤ちゃん用の安全グッズは、犬のイタズラやケガの防止に役立つものがたくさんあります。扉や引き出しを開けられなくするものや、家具にぶつかったときに衝撃を和らげるクッションテープやコーナーガードなど、心配ごとに応じて活用してみてはいかがでしょうか。

④ 犬が遊ぶスペースには毛足が短いマットを

ミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が遊ぶスペースや自由に歩き回れるスペースが滑りやすいフローリングだと、骨や関節に負担がかかり、ケガや病気につながることも。そのため、このような場所には、クッション性の高いマットやじゅうたんを敷くようにしましょう。

その際、毛足の短いものだと爪などがひっかかりにくいため、より安全です。また、タイルタイプのマットも部分洗いができるので便利ですよ。他にも、犬が滑りにくくなる滑り止めワックスを塗るという手もあります。

⑤ 飛びつける場所にタオルや服を置かない

スピッツ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は動くものに反応しやすいので、ひらひらと動くタオルや服がかかっていると気になってしまいがちです。犬の届く場所にあると飛びつきの原因となり、骨や関節を痛めてしまうケースもあるため、服はクローゼットの中にしまい、タオルは愛犬の届かない場所にかけましょう。
このように、ほんの些細な工夫をするだけで、愛犬のケガのリスクは少なくなります。ケガをすると愛犬に痛みや治療の負担をかけるだけでなく、治療費などのコストもかかります。愛犬と飼い主さんの快適な暮らしのためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2016年5月号『自然とイイコになる!ケガ・病気を防げる!愛犬のための生活空間の工夫20』(監修:一級建築士 家庭動物住環境研究家 かねまき・こくぼ空間工房主宰 金巻とも子先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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