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愛犬の“長生き”に繋がる!間違えがちな犬の食事の与え方と注意点

犬の主食の基本は「総合栄養食」のドッグフードですが、愛犬に健康的に長生きしてもらうためには、もう少し工夫して日々の食事を与える必要があります。そこで今回は、愛犬の長生きにつながる、正しいドッグフードの与え方や与える際の注意点についご紹介します。

主食のドッグフードはライフステージに合ったもの与えるのが大切!

ご飯を食べるミックス犬の子犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬の健康のためには、「ライフステージ(成長段階)」に合わせた食事を与える必要があります。それは、育ち盛りの活発な子犬と、成長が止まった成犬では体重当たりの必要なエネルギー量が異なるからです。
また、犬は年を重ねると、活動量が減るだけではなく、体の機能も衰えるため、内臓に負担をかけない栄養バランスの食事を与える必要も出てきます。

ライフステージに合ったドッグフードを与えるには?

早食い防止のお皿で食べるジャック
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「総合栄養食」のドッグフードには、「妊娠・授乳期」「成長期(子犬)」「維持期(成犬)」の3つのライフステージについて、必要な栄養素とそのバランスに決まりがあります。製品のパッケージには該当するライフステージが記載されているので、選ぶ際の目安してみてください。

最近では、3つのライフステージに加えて、「高齢期」に必要な栄養素の変化に応じた製品も、さまざまなメーカーから販売されています。シニア犬の飼い主さんは検討してみるのもよいでしょう。

また、「オールステージ(全成長段階)」用のドッグフードには、ライフステージ別の給与量の目安がパッケージに表示されています。愛犬に与える際は、必ず内容をチェックし、その量を与えるようにしましょう。

食事を与える際の3つの注意点

ご飯を食べるミックス犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ライフステージに合ったドッグフードを選んだ上で、以下のようなポイントに注意することも、愛犬の長生きのために欠かせません。

おやつとの割合を考える

おやつは、1日に与えるエネルギー量の10~20%を目安にし、必要な栄養バランスが崩れない程度に与えるのがポイントです。またおやつを与えた分だけ、その日のフードの量を減らしましょう。

療法食は獣医師に指示に従って与える

病気の治療の際に用いる療法食は、病気の治療を目的に栄養バランスが調整されているため、長期的な健康維持には不向きな場合や、病気の進行具合によって変える見直しが必要なケースも。また、メーカーによって内容も異なるため、獣医師の指示に必ず従い与えましょう。
ちなみに、「〇〇の健康」といった機能性ドッグフードは療法食の代用になりませんので注意してください。

体重と給与量の勘違いに注意!

ドッグフードは体重ごとの給与目安を参考に与えます。ここでいう「体重」とは理想体重であり、愛犬の現在の体重のことではありません。肥満気味の犬に現在の体重分の量を与えると、ますます太ってしまいますし、痩せているなら栄養不足になってしまいます。
獣医師などに相談しながら、愛犬の理想体重を把握し、適切な量を与えるようにしましょう。
適切な食事を愛犬に与えることは、愛犬の長生きにつながります。逆に、栄養バランスの悪い不適切な食事を与え続けると、寿命を縮めてしまうことも。自分で食事をとることができない犬にとって、飼い主さんから与えられる食事が「すべて」です。今一度、愛犬に与える食事について見直してみてはいかがでしょうか。
参考/「いぬのきもち」2017年11月号別冊『ドッグフード大事典』(ヘリックス株式会社代表取締役社長 獣医師 徳本一義先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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