犬と暮らす
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愛犬も周囲も不幸に…「ノーリード」での散歩の危険性とトラブル事例
ノーリードの危険性と実際に起こりうるトラブルについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生がくわしく解説します!
犬をノーリードで散歩させる危険性
犬をリードによる(つまり、人間による)コントロールができない状態にしてしまうと、さまざまな問題が起こるのです。
どんなお利口な犬でも、万が一のことが起こる
外で出会う人の中には、犬が嫌いな人もいます。そのような状況下にノーリードで出かけて、誰にも迷惑をかけないということができるでしょうか。
どんなに利口な犬でも予測できない突然の出来事に対して、人間が思うような正しい対応をすることはできませんし、犬に100%の絶対はありません。
万が一、が起こってしまうかもしれないのです。
ノーリードの散歩で起こりうるトラブル事例
下記でくわしく見ていきます。
■ノーリードで散歩中、道路に落ちている物を誤飲してしまったが、飼い主さんは何を誤飲したかわからない。その後、犬が中毒症状を起こして死亡してしまった。
■飼い犬が発情中の犬などについていき、気づくと飼い主さんの目の前からいなくなっていたが、ノーリードのため連れ戻せなかった。
■ ノーリードなので自由にほかの犬に近づかせたが、相手の犬に噛み付かれて大怪我をしてしまった。
■犬が嫌いな人のところにノーリードの犬が近づいてしまい、迷惑をかけてしまった。
緊急時に効果を発揮! 家の中でも「首輪」はしておこう
「首輪の跡が毛についてしまうのがイヤ」という人もいますが、室内飼いの犬に首輪をつけておくと、メリットもあります。
たとえば……
■興奮してしまったときなどに、首輪を掴んで犬をコントロールでき、対処できる。
このようなことから、室内飼いの犬でも首輪をつけておいたほうが、いざというときに安心です。
そうした心がけが、愛犬を守ることにもなるのです。
取材・文/Honoka
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