健康の維持や、社会性を身につけるためにも、散歩は犬にとって欠かせないものです。しかし、愛犬がどうしても散歩を嫌がってしまうことも。今回は、散歩嫌いを克服するためのアイデアや工夫を、愛犬が苦手なポイント別に分けてご紹介します!
リードをつけることを嫌がる
犬が散歩を嫌がる理由はさまざまです。散歩に出かける以前に、リードをつけること自体が苦手な場合もあるでしょう。リードを見るだけで逃げてしまい、追いかけっこのようになって、最終的には椅子の下などに隠れてしまう犬もいるようです。
リード=いいことがあると覚えさせる!
愛犬が嫌がらないように、おやつなどを与えて注目させているすきにリードをつけましょう。散歩以外のときでも、リードをつけてからごはんをあげたり、おやつをあげたりして「リードをつけるといいことがある」と犬に覚えさせます。
本当に嫌なときは散歩の途中で寝転んじゃう!
犬が散歩を嫌がって、立ち止まってしまうことがあります。本当に嫌なときは、道でゴロンと寝転がってあおむけになってしまうこともありますね。とにかく「歩きたくない!」というパターンです。
「歩き食べ」にトライ♪
そんな愛犬に、ぜひ試していただきたいのが「歩き食べ」。愛犬が横について歩き始めたら、目を合わせて「イイコ」とほめ、おやつを与えましょう。立ち止まって食べさせるのではなく、そのままおやつで誘導しながら一緒に歩きます。「一緒に歩くといいことがある」と思い、愛犬にとっても散歩が楽しいものになりますよ。
外でおやつを食べたがらない
散歩嫌いの克服に限らず、ほかの犬に吠えたり、拾い食いしたりするのを防ぐためにも、散歩中の愛犬におやつを与えるのは効果的です。しかし、こうした場面でごほうびをあげたくても、外では一切食べようとしない犬もいるようです。
外に近い環境で食べる練習を
日頃のごはんを、なるべく外に近い環境で食べさせてみましょう。最初は玄関でごはん。次はドアを開けて食べさせてみる。それができたらドアの外で…と、少しずつ家の中から外へ慣らしていくのがいいですよ。
雨の日はどうすればいいの?
雨が好きな犬もいますが、基本的には雨の日は散歩をおやすみしても大丈夫です。飼い主さんが体調不良のときなども、無理をして散歩する必要はありません。普段から「散歩に行かない日もある」と習慣づけておけば、愛犬も飼い主さんも、ストレスを感じずにすみますよ♪
散歩は楽しいものだと教えよう♪
いっぱい遊んで、たくさん刺激を受けて。愛犬にとって、散歩は本来楽しいものです。ちょっと工夫して苦手を克服できたら、きっと愛犬も喜んで一緒に歩いてくれるはず。お散歩嫌い克服方法、試してみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『雨の日も行ったほうがいいの?イヤイヤして歩かないときは?etc.……散歩のお悩み、なんでも答えます♪』(監修:家庭犬しつけインストラクター 「SKYWAN! DOG SCHOOL」代表 井原亮先生)
文/momo
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。