犬と暮らす
UP DATE
ドッグフード選びのお悩みQ&A!愛犬の健康にいいのはどれ?
Q.機能性フードに治療や予防の効果はあるの?
機能性フードとは、犬の健康を管理するうえで気になるポイントに応じて栄養バランスなどに配慮したもので、「〇〇に配慮」「〇〇の健康」といった記載があります。病気の治療や予防を目的としたものではないので、病気の疑いがある場合や愛犬にあったフードが知りたい場合は、まず獣医師に相談してみましょう。愛犬の健康状態によって必要な栄養が異なるため、定期的に健康診断などを受けることも大切です。
Q.「グルテンフリー」「グレインフリー」って?
「グルテン」とは、小麦などの麦類に含まれるたんぱく質の一種。このグルテンに対するアレルギーがある犬のために、原材料に麦を使用しないフードのことを「グルテンフリー」と呼ぶことがあります。
同様に「グレインフリー」とは、麦だけではなく広く穀物(=グレイン)を原材料に使用しないことを指すようです。穀物にアレルギーがある場合には、そういったフードも選択肢の1つになるかもしれません。
ただし、食物アレルギーのアレルゲンはさまざまで特定も難しいため、気になる場合は動物病院でしっかり診断・相談することをおすすめします。
補足:フードに含まれる穀物と消化について
Q.「ナチュラル」「オーガニック」なフードのほうが体にいいの?
「ナチュラル」「ネーチャー」といった表記は、化学的に合成した原材料・着色料を使用していないフードに記載を許可されたものです。ただし、フードに含まれる添加物等は、一生食べ続けたとしても大丈夫なように使用量が定められています。そのため、「ナチュラル」だからそうでないものより優位である、というわけではありません。
また、「オーガニック」や「有機」といった表現は、特定の農薬を使用しない原材料で作られていることを示します。これは、あくまでも製品の作り方を説明するものであり、品質や安全性を保障するものではないことを知っておきましょう。アメリカやオランダなどの国では認定がありますが、日本の規約では基本的に表記が認められていないようです。
つまり、「ナチュラル」も「オーガニック」も、素材にこだわりたいときの参考指標の1つとして考えればよいでしょう。
文/nekonote
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE