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【3つのシーン別】犬が「危険」と感じたときにみせるしぐさ・行動

犬は、初めてのものや場所などに対し、「自分の身を守ろう」という本能が働くため、まずはその対象物が「危険」かどうかを判断するといわれています。そこで今回は、このような本能的な心理がわかりやすい3つのシーン別に、犬が「危険」と感じたときに見せるしぐさ・行動をご紹介します。

初対面の犬に会ったとき

ボーダーコリーとコーギー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
初対面の犬に会ったときは、好みのニオイではない犬には「危険」という心理が働き、好みのニオイの犬には「安全」という心理が働きやすいといわれています。

「危険」と判断したときの行動

ニオイをかいで「危険」という心理が働くと、犬は逃げたり、その犬から離れたいがために「あっちへ行って」と吠え立てたりすることがあります。また、緊張から、その犬を見ながら耳を寝かせたり、しっぽを丸め込むなどの体をこわばらせたりする行動も。離れた場所からじーっと見つめる犬もいるようです。

新しいおもちゃを与えたとき

チワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
新しいおもちゃを与えたとき、その素材や音、ニオイなどから、犬は「危険」かどうかを判断します。ただし、初めは「危険」と感じていても、徐々に「安全」だと気づき、遊び始めることも多いようです。

「危険」と判断したときの行動

犬が新しいおもちゃを「危険」と判断したら、遠ざけようと吠えたりうなったりします。また、警戒しつつも「なんだこれは?」という心理が働くと、腰を引きながらおそるおそる近づき、しっぽを下げた状態でおもちゃを見つめる犬もいます。

初めての場所に行ったとき

トイプードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
初めての場所に行くと、犬はかいだことのないニオイや知らない音、まわりで動いているものなどから、「危険」かどうかを判断します。新しいおもちゃと同様、その場所に慣れて「大丈夫だ!」とわかれば、「安全」だと感じるようになることも。

「危険」と判断したときの行動

犬がその場所に「危険」を感じると、ひとまず身の安全を守ろうと物陰に隠れたり、不安や緊張から体が固まって動けなくなったりすることがあります。また、その場から帰ろうとする犬もいるようです。
このように、犬はさまざまなシーンで「危険」を感じ、しぐさや行動でその気持ちを表現しています。もしも愛犬が上記のようなシーンで似たような行動をとったら、「危険」を感じているのかも……そんなときは、愛犬を安心させてあげましょう。そのためにも、しっかりと愛犬の様子を観察するようにしてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『いつものしぐさ、心理面からのぞいてみよう!愛犬の心理学』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科 准教授 加隈良枝先生、しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/hasabe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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