愛犬の散歩に行こうとすると吠えて困ってしまうことってありませんか? 犬はリードをつけられたり、飼い主さんがお散歩バッグをもったりする行動から、「お散歩に行けるぞ!」と推測して嬉しくなって吠えていることが多いようです。そんな散歩前の困った吠え、じつは少しの工夫でグッと軽減させることができるんです。今回は、今日から簡単にできる吠え対策3つをご紹介します!
1)スムーズに外に出ることで吠えさせない “お散歩セット”作戦!
リードをつけてから家の外へ出るまでの時間が長いと、その分、吠える時間も長くなってしまいます。あらかじめ玄関にリードや散歩バッグ、上着などの“散歩セット”を玄関に用意しておき、玄関でリードをつけてからすぐに外へ出てしまいましょう! すると、愛犬に吠える隙を与えずに散歩へ出ることができます。
玄関先にフックをつけるなどして“散歩セット”専用の置き場をつくると、よりスムーズに出られるのでおすすめの方法ですよ。
2)リードを見せずに吠えさせない “おやつに夢中♡”作戦!
リードを見せると激しく吠えてしまう愛犬の場合は、リードを見せないようにする方法がおすすめ。まずは長めのジャーキーなど、かじらせられるおやつに注目させます。かじらせたまま愛犬を玄関へ誘導し、おやつに集中しているうちに、あらかじめ玄関に用意しておいたリードをササットつけてしまいましょう。愛犬はリードよりもおやつに夢中なので、吠えにくくなりますよ。
3)散歩以外で運動させて吠えさせない “ストレス発散”作戦!
愛犬にとって一日の楽しみが散歩だけになっていて、発散不足によって吠えているのかもしれません。散歩以外にも、室内遊びなどを取り入れて愛犬が楽しむ時間やストレス発散をさせると、リードを見ても吠えにくくなることがありますよ!
散歩に行くときの吠えに困っている飼い主さんは、今回紹介した3つの中で、愛犬に取り入れられそうなものを試してみてくださいね!
参考/いぬのきもち18年9月号「直しておきたい、犬の“吠え問題”に挑む!」(監修:行動治療の専門家・獣医師:菊池亜都子先生、トリマー・一級建築士:二村陽子先生、獣医師:石田陽子先生 ほか)
文/melanie