犬のプロの見解をもとに、犬種の特徴をランキング化しました!
犬は犬種ごとに得意なことやしつけやすさ、体質が大きく異なってくる動物。愛犬の犬種の特徴を知っておけば、毎日のお世話に役立つかも!
※この犬種ランキングは、監修の先生の見識や『いぬのきもち』読者への調査結果を加味して編集室でまとめました。犬の能力・しつけやすさ・体質は個体差もあるので、順位は参考にとどめ、愛犬に合った接し方を心がけてください。
※両親が純血種のミックス犬の場合は両親の犬種の、両親が純血種でないミックスの場合は似た特徴の犬種の「接し方」を参考にしましょう。
犬のルーツに注目! しつけランキング
どの犬種も、しつけにより困りごとは直りますが、その犬種の昔の仕事に関する困りごとは多くなりがち。なかには飼い主さんが甘やかすと手を抜いたり、追いつめられると反撃する犬種がいます。
おねだり上手な犬種は見た目が愛らしい?
飼い主さんがついつい甘やかしてしまう愛くるしい小型犬は、おねだりも覚えやすいです。トイ・プードルは頭がよく、あの手この手でおねだりすることも。
一方、「忠犬」のイメージが強い柴は、飼い主さんが自分に忠実に育てようとするあまり、甘やかしがちになる傾向が。
愛犬のおねだりに困っているのなら、どんなにおねだりされても“完全無視”しましょう。
目を合わせず、触らず、声をかけない一貫した無視の態度をとります。「オスワリ」など飼い主さんの指示を聞けたら愛犬が喜ぶことをしてもOKです。
繊細な犬は噛んで反撃してくる!?
犬は追い詰められて恐怖を感じると、噛んで反撃することが。身を守る傾向のあるチワワやパピヨン、繊細な気質のダルメシアン、かつて牛のかかとを噛んで管理していたウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、そんなときに噛みがちです。アメリカン・コッカー・スパニエルには、とっさに怒ったり人を噛む「激怒症候群」という病気の犬も。犬の反応に違和感を覚えたら病院に相談してみて。
噛みやすい犬には、ふだんから指示に従えたら繰り返しほめて不安を感じにくくさせてあげましょう。触るときは事前に声をかけたり、壁際に追い詰めて無理にお手入れしないような気配りが大切です。
愛犬の特徴を知って、しつけに役立てましょう
愛犬のルーツや身体的特徴を知っておけば、毎日のお世話やしつけに役立ちます。
もう1頭迎え入れたいと思っている人も、前もって特徴を知っておくと参考になりますよ。
参考/「いぬのきもち」2014年4月号『犬種なんでもランキング』(監修:しつけスクールCan! Do! Pet Dog School代表 西川文二先生)
文/\(m.h)/