犬と暮らす
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【調査】みんな困ってた! 愛犬の悩みランキング発表
成犬期“前半”の困りごとランキングは?
子犬のころから食フンのクセがある犬では習慣化してしまい、成犬になってよりウンチに執着することも。食フンしたときに間違った対応を続けてしまっているのかも!
第4位 ゴハンを食べない
成犬になり、子犬期よりも食欲が落ち着くと、少量しか食べない日も。そんなとき、飼い主さんがおやつや人の食べ物を与えると、「フードを食べなければおいしいものが出てくる」と学習してより食べなくなります。
第3位 リードを引っ張る
成犬になって急にリードの引っ張りが始まるということはまれ。子犬期の経験から「引っ張れば好きな場所に行ける」と学習して、より強引に引っ張るようになったのかも。
第2位 イタズラをする
子犬のころよりも好奇心が減って、何かを試したいという気持ちも減るため、成犬期の前半からイタズラが始まることは少ないです。子犬のころのイタズラグセが続いている可能性が高いです。
第1位 チャイムや来客に吠える
成犬期に入ると、子犬期と比べて警戒心が増すため、テリトリーである家に入ってきた知らない人に対して吠えて追い払おうとする気持ちが強くなります。「チャイム=知らない人が来る合図」と学習すると、チャイムが鳴っただけで吠えるように。
成犬期“後半”の困りごとランキングは?
第5位 物音に吠える
犬はとても耳がいい動物なので、小さな音にも反応して吠えやすいです。ただこの時期から急に吠えだすことは少ないので、引っ越しをしたり留守番が増えるなど、環境が変わったことで聞こえるようになった音に反応しているのかも。
第4位 屋外でしか排泄しない
おそらく子犬期や成犬期の前半から屋外がお気に入りの排泄場所だったのでしょう。シニア犬期がせまり、介護などを考えて困りごととして上位に挙がったのかも。
第3位 すれ違いざまに吠える
急に吠えるようになったのなら、ほかの犬に激しく吠えられたり怖い目にあわされるなどのトラウマができてしまったことが理由でしょう。ほかの困りごとが落ち着いて上位にランクインした可能性も。
第2位 ほかの犬と遊ばなくなった
子犬のことはいろいろな犬と遊びたがりますが、成犬期の後半ともなると、人でいう30~40代。気の合う犬との交流だけで充分になります。
第1位 チャイムや来客に吠える
成犬期前半で1位だった困りごとが、後半でもランクインしました。この年齢まで吠えるということは、チャイムが来客のサインだという思考回路がしみついてしまい、習慣になっているのでしょう。
いかがでしたか?
若いころからの困りごとが習慣になっていることも多いので、早いうちから困りごと対策を始めましょう!
参考/いぬのきもち18年3月号「年代別 愛犬の困りごとランキング」(監修:「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/melanie
※「いぬのきもち作り隊」モニターアンケート2017年10月号実施(198人回答・重複回答含む)
※犬→人の年齢換算は、さまざまな考え方や算出方法がありますが、この記事ではカナダの心理学者スタンレー・コレン氏の算出をもとに、西川先生が計算し直した年齢を紹介しています。
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