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「うちの犬はよく食べて元気!」 と思ったら…勘違いしやすい犬の病気

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わんちゃんの病気のなかには、その症状が出ていても性格のせいだと思われたり、「わんちゃんが年をとったからかな?」と思われて気づきにくいものもあります。


そんな、飼い主さんが勘違いしやすいわんちゃんの病気のなかでも、今回は、わんちゃんのホルモン分泌の異常によって起こる病気、「クッシング症候群」と「甲状腺機能低下症」について紹介します!

たくさん食べるのは元気な証拠?

腎臓の近くにある副腎(ふくじん)という臓器から分泌されるホルモンが、過剰に分泌されてしまう病気を「クッシング症候群」といいます。
7才以上のシニア犬に多いとされる病気ですが、犬種や性別に関わらず、どんなわんちゃんでもかかる可能性があります。
わんちゃんが「クッシング症候群」になると、飲水量やオシッコの量が増えたり、食欲が異常に増えたり、筋力が低下しておなかがぽっこりと出てしまうなどの症状があらわれます。

症状があらわれても、飼い主さんは「しっかり食べたり飲んだりしているから大丈夫」と勘違いしやすいため、この病気になっても気づかれにくい傾向があります。

フードや飲む水の量を日ごろからチェックしよう!

わんちゃんの1日の食事量と飲水量を把握しておくと、クッシング症候群の症状に気づきやすくなります。
そのほかにも、飼い主さんが気づきにくい症状としては、病気によって筋力の低下が起きることがあり、運動したがらなくなることがあります。
飼い主さんは「シニア犬だから」と思いがちですが、早合点せず、気になる症状があれば獣医師に相談しましょう。
「クッシング症候群」と診断された場合、基本的には、生涯投薬によって治療していくことになるでしょう。

最近元気がないのは、年齢のせい?

甲状腺ホルモンの分泌量が低下してしまう病気を、「甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)」といいます。
比較的中型犬・大型犬に多い病気で、3、4才くらいで発症することが多いと言われていますが、もっと若い年齢や中年齢以降で発症することもあります。

「甲状腺機能低下症」のわんちゃんは元気や覇気がなくなり、散歩を嫌がる、寂しい顔つきになる、異常に寒がりになるといった兆候が現れます。
わんちゃんの元気がなくなった様子を、「年をとったから」、「おとなしい性格のコだから」などと、病気の症状を間違えてとらえてしまうことが多く、病気に気づくのが遅れがちになります。

なりやすい犬種はホルモン値を定期的にチェックしよう!

「甲状腺機能低下症」になりやすいのは以下の犬種。

  • ゴールデン・レトリーバー
  • シェットランド・シープドッグ
  • シベリアン・ハスキー
など。

上記以外の犬種でも発症する可能性はあります。
定期健診の血液検査でホルモン値を継続してチェックしておくと、症状があらわれたときに、「甲状腺機能低下症」によるものかどうか判断するのに役立ちます。
病気になってしまった場合は、ホルモン製剤で症状を抑える治療が行われることが多いです。

↑「甲状腺機能低下症」になった犬の首まわり。右が発症時で左が投薬治療後。毛並みが回復。

いかがでしたか?
わんちゃんは人よりも速いスピードで年をとっていきます。
「病気だとわかったときにはかなり進行していた…」ということがないよう、
早めに動物病院を受診しましょうね。

参考/「いぬのきもち」2017年2月号『飼い主さんが気づきにくい犬の病気15』(監修:東京動物医療センター副院長 南 直秀先生)
症例写真提供/「Can ! Do ! Pet Dog School」代表 西川文二先生
文/UTAにゃん
※症例写真以外の写真と記事に関連性はありませんので、予めご了承ください。

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