犬と暮らす
UP DATE
少し目を離したスキに… 「拾い食い」グセのある犬のリスクと、改善策とは
この記事では、拾い食いの癖のある犬のリスクと改善策について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
犬の「拾い食い」で起こるリスクとは
「どんなコにも、拾い食いをする危険は潜んでいます。拾い食いをして起こる危険には、
- 毒性のあるものや傷んだものによる中毒
- 消化管に詰まったり傷がついたりする外科的な危険
に分けられますが、どちらもひとつ間違えると大事になってしまいます」
「そうですね。好奇心の強いコ、年齢の若いコ、お腹を減らしているコには、どうしても拾い食いをしてしまう傾向がある、といえるかもしれません」
拾い食いはどうすれば改善できる?
「お散歩中にあちこち嗅ぎまわる癖のあるコならば、できるだけ飼い主さんが手にごほうびを持ち、ほかに注意がそれないように、少し歩くごとにごほうびをあげてみるのがいいかもしれません。
道のあちこちを嗅ぎまわるより、『飼い主さんからおいしいごほうびがもらえるから、飼い主さんのほうに注意をしながら歩くほうがいい』と思ってもらうようにしてみましょう」
「家の中での拾い食いは、基本的には飼い主さんの注意次第で防げることがほとんどだと思います。
サークルやゲートを上手に利用して、危険な場所に近づかないように気を配ってあげましょう」
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE